常念岳 ~蝶ケ岳
2,857m~2,677m 長野県
2015年8月7日の常念岳登頂は
ココ
【2017年8月22日(火) 行動時間:5時間26分】
一ノ沢登山口(6:00)→(7:15)王滝ベンチ →(8:20)笠原沢下(8:30)→(9:22)胸突八丁(9:35)→(10:08)最後の水場 →(11:26)常念小屋
【2017年8月23日(水) 行動時間:7時間55分】
常念小屋(6:30)→(8:16)常念岳山頂 → 2,592m峰 →(12:55)蝶槍(2664m)→(14:25)蝶ケ岳ヒュッテ
【2017年8月24日(木) 行動時間:6時間10分】
蝶ケ岳ヒュッテ(6:35)→ 長塀山(ながかべやま)→(10:20)徳澤園 →(11:30)明神館(11:45)→(11:55)明神池・嘉門次小屋 →(12:45)河童橋
蝶槍直下から常念岳方面を振り返ります。右奥が常念岳です。
今シーズン最初の北アルプス山行は、常念岳~蝶ケ岳の縦走を選びました。
常念岳は2014年、今回同行したNakajimaさんと登る計画でしたが、Nakajimaさんのお父さんが体調不良となったために山行を中止したのでした。
私は一昨年に登り、槍ケ岳~穂高連峰の素晴らしい稜線を見ることができ、是非、Nakajimaさんにも見てもらいたいとの願いもあり、またご本人の希望もあったため、もう一人の山仲間と共に山行が実現しました。
今年は、天候不順が続いていて、雷雨にだけは会いたくないと思って早出、早着の計画をしましたが、初日から午後には雨となり、二日目も午後から降られ、三日目は朝から小雨と、天気には恵まれない三日間でした。
残念ながら、期待していた穂高連峰、槍ケ岳の稜線を望むことはできませんでしたが、また、いらっしゃいということでしょうか?
2017年8月22日(火) 1日目
一ノ沢登山口には登山指導所とトイレがあります。
一ノ沢登山口を出発です。
直ぐに山の神に着きます。山行の無事を祈願します。
一ノ沢コースを歩くのは初めてです。整備された登山道です。
大滝に着きました。どこに滝があるのかわかりませんでした。小休止します。
山地図には「王滝」とありますが「大滝」が正しいのでしょうね?
笠原沢でも休憩をします。ノンビリしていて後に雨に降られることになりました。
胸突八丁の登り口でも休憩です。急斜面の丸太階段ですが長くは続きません。
最終水場で休憩してから、再び登り始めます。
直ぐに崩壊箇所がありましたが、危険なことはありません。
第1ベンチを過ぎるころから、本格的な雨になってきました。雨具を付けます。
雨の中、やっと常念乗越に着きました。常念小屋の屋根が見えます。
2017年8月23日(水) 2日目
常念乗越からの常念岳です。少し青空も顔を覗かせています。
横道岳(2767m)です。日本二百名山に数えられています。
安曇野方面には雲海が広がっています。
常念岳山頂を目指して登ります。いきなりの急登で息も弾みます。
余裕の姿はNakajimaさんです。
常念岳山頂に着きました。生憎と周囲の山々は雲に隠れています。
山頂で暫く様子を見ましたが、天候も回復しないので蝶ケ岳へ向かいます。
最低鞍部まで、岩場を下って行きます。
蝶ケ岳方面への縦走路です。中央奥の出っ張りが蝶槍です。
最低鞍部付近の樹林帯です。これから最後の登りとなります。
樹林帯を抜けて稜線に出ます。風が強いです。
蝶槍への最後の登りです。頑張れ!
蝶槍へ登り着きました。ここからの眺望も雲に邪魔されてしまいました。
天気が良ければ蝶ケ岳まで、穂高連峰を眺めながらの稜線なのですが…
蝶ケ岳ヒュッテに着きました。食事まで一寸一杯した談話コーナーです。
2017年8月24日(木) 3日目
防水性能が無いカメラを持参してしまったため、朝から降る雨中の写真が撮れませんでした。失敗しました (^^;
蝶ケ岳ヒュッテからは、長塀尾根(ながかべおね)を徳澤園へ下りました。
樹林帯の中の眺望もない下り道ですから、普通の方は歩くのが飽きてしまうかもしれませんね。
下山口の徳澤園に着きました。3時間の下山、お疲れさまでした。
徳澤園からは観光客に混じって見学です。
穂高神社奥宮、明神池、嘉門次小屋や遊水池を廻りました。
遊歩道では猿の親子が我が物顔で歩いています。
確かに我々がお客さんですものね。
上高地アルペンホテルで入浴後、高速バスで帰宅しました。
返す返すも天候が残念だった3日間でした。
Nakajimaさん、Yagiさんお疲れさまでした。眺望が素晴らしいコースなのでまた登ってみてください。