蔵 王 山

1,840.5m(熊野岳)山形県・福島県
2016年8月19日の2回目の刈田岳訪問は ココ

2004年8月3日(火)  晴れ
【メンバー】 妻 & 私

刈田岳駐車場(7:20)→(7:30)刈田岳山頂(7:35)→(8:25)熊野岳山頂(8:40)→(9:25)刈田岳駐車場

【歩行時間 1時間45分】

昨日の約束通りに6時に「やまがた健康ランドラッキー」を出発し、国道13号線と県道12号線との交差点近くのコンビニでサンドイッチとワンタンの朝食を済ませ、一路蔵王山へ向かいます。昨日往復した蔵王エコーライン(無料)を再び登って刈田岳駐車場を目指します。刈田峠の先でお釜行きのリフトが架かっていましたが、道路地図には未だ記載がありませんでした。蔵王ハイラインの料金所には早朝のため係の人は不在でそのまま通過します。刈田岳駐車場には既に数台の車が駐車していました。飲み物だけを準備して刈田岳駐車場を出発します。

刈田岳へ100mの階段を登ります。山頂からお釜が良く見えます。お釜の水は緑色が強く、昨日の一切経山の五色沼とはまた違った雰囲気があります。来た階段を下り熊野岳へ向かいます。お釜の近くを通過するとき、大学生風の数人が登山道外の稜線を登ってきました。「まったく」と思っていたところに「おはようございます」と元気に声を掛けられ、まんざらの悪人でもなさそうだと許してしまいました。馬の背の稜線は、ザレの平らで散歩気分で歩きます。

登山道が迂回しているのを見て妻が難色を示します。山だから仕方がないと納得してもらいます。何人かの登山者とすれ違いますが皆、元気がなさそうです。朝早くて寝惚けているのかもしれませんね。 予定通り50分で熊野岳山頂に到着です。今日は、晴れてはいますが靄がかかっていて眺望はあまりよくありません。今までに幾つかの山頂を踏みましたが、我々二人以外、一人も山頂に居ないというのは初めての経験でした。

この楽チン登山にこんな早朝に来る必要は無いのかもしれませんが。我々は、次の予定があるから早く来ているのだと自分を納得させます。記念撮影を済ませたところで、妻が熊野神社の中に入りたいというので付き合わされます。
地元の何とか小学校が毎年登っていて、記念の鉾が奉納してありました。汗も掻かずに登ってきたので、休憩もそこそこに下山します。何だか登山をした時の達成感が得られず消化試合のようでした。楽なルートがあっても律儀に下から登る人の気持ちが少し分かる気がします。

刈田岳の県営レストハウスがオープンしていたので、改めてモーニングセットで朝食を摂ります。今回は熱いトーストが出てきました(実は会津のデニーズのトーストは冷たかった)。家長はレストハウスの売店で山バッジを、妻は大量のお土産をそれぞれ購入し、「月山」は次の機会に譲り、予定より1日早く家路につくことにします。我々の旅行は3泊4日が限度のようです。家が無性に恋しくなってしまいます。妻も家人の声を聞いてから、ホームシックに掛かっていたようで二つ返事で承諾です。

蔵王エコーラインの途中で刈田岳の南斜面の崩落地・大黒天や、「滝見台」から不動滝・三段の滝を見学しながら遠刈田方面へ下りました。
【PS】
お土産に桃を買おうということになり、妻からの「道端の産地直送で買ってはいけない」との言葉に従い「JA山形」の売店で、1個試食付で10個千円の桃を購入しました。とても美味しかったです。
「白石IC」から東北自動車道に乗って放浪の旅を終え、横浜に戻りました。
今回の4日間の走行は1,053kmでした。