那須連山縦走

1,915m~1,896m~1,917m 福島県・栃木県
2002/8/18登頂は ココ  2014/8/23登頂は ココ  2015/10/12登頂は ココ

2023年5月26日(金)~27日(土) 曇りのち晴れ
【メンバー】 まいたびクラブメンバー

【1日目 行動時間 4時間2分】
那須ロープウェイ山頂駅(10:40)→(11:27)大岩 →(11:47)茶臼岳[1,915m] →(12:38)峰の茶屋(12:51) →(13:15)避難小屋(13:25) →(13:56)延命水 →(14:42)三斗小屋温泉大黒屋(泊)
【2日目 行動時間 7時間10分】
三斗小屋温泉大黒屋(7:20)→(7:45)源泉 →(8:40)隠居倉[1,819m] →(9:30)熊見曽根分岐(9:36)→(9:55)朝日岳[1,896m](10:13)→(10:25)熊見曽根分岐(10:27) →(10:36)1900m峰 →(11:05)中ノ大倉尾根分岐(11:25)→(12:06)三本槍岳[1,917m](12:11)→(12:41)中ノ大倉尾根分岐 →(12:50)スダレ山 →(14:30)ゴンドラ山頂駅

茶臼岳と剣ヶ峰(左)です

茶臼岳には三度も登っているのに、最高峰の三本槍岳に登らないのは片手落ちと思い、また三斗小屋温泉にも泊まってみたくて、昨年、登山計画をしたのですが、事情により中止になりました。今年は、コロナの制限も緩和され絶対に実行しようと心に決め、まいたびのツアーに参加することにしました。
久しぶりのツアー参加で、体力的に多少不安もありましたが、ゆっくりペースのガイドさんで、無理なく歩くことができました。
初日の那須ロープウェイ山頂駅から茶臼岳への登りでは、曇り空の中の突風に見舞われ、防寒対策が必要となりました。それでも山頂付近の風はそれほど酷くは無く、眺望はひらけて明日登る山々を確認することもできました。風の通り道で有名な峰ノ茶屋避難小屋を経由して、宿泊地の三斗小屋温泉に向かいました。
 

2023年5月26日(金)1日目

那須ロープウェイ山麓駅から山頂駅までロープウェイに乗ります

ロープウェイ山頂駅から出発です 風がとても強いです

大岩の陰で少し休みます 風が強く体力を奪われます

茶臼岳山頂の鳥居をくぐります

茶臼岳山頂から展望を楽しみます これだけ眺望が得られたのは初体験です

西方面には雪を冠した山々が見えます 越後の山でしょうか?

近くには南月山が見えます

北側には1900m峰、朝日岳や三本槍岳が見えます

茶臼岳のお鉢を回って峰ノ茶屋跡に向かいます

明日歩く熊見曾根、朝日岳、1900m峰や三本槍岳が一望できます

峰ノ茶屋跡避難小屋が近づいてきました 見た目ほど歩きにくい道ではありません

峰ノ茶屋跡避難小屋で小休止します 目の前は剣ヶ峰です

峰ノ茶屋跡避難小屋を出て那須岳避難小屋へ下ります

中央にポツンと那須岳避難小屋が見えます

ダケカンバの枝の白と新緑がとても綺麗です

ダケカンバやブナの新緑の道を下っていきます 気持ち良いです

ムラサキヤシオツツジの花です 濃いピンク色のツツジです

白い花はオオカメノキです

那須岳避難小屋に着きました 小休止します

剣ヶ峰と茶臼岳との鞍部が峰ノ茶屋避難小屋です

那須岳避難小屋を出て新緑の山道を歩きます

延命水の水場です 軟水の甘い水でした

茶臼岳の裏側が見えてきます 噴煙はありませんでした

沼原への分岐です

ムラサキヤシオツツジが綺麗に咲いていました

三斗小屋温泉に到着しました

今日お泊りする大黒屋さんです 風情があります

大黒屋さんのお食事は、お部屋で銘々にお膳が出されます
 

2023年5月27日(土)2日目

朝日岳は急峻に見えますが、山頂左側の緩やかな尾根が登山道です

三本槍岳は、名前と異なり丸い山です。江戸時代に会津藩、那須藩、黒羽藩の三藩が、領地争いで山頂部に槍を立てて領地を主張したことが名前の由来となったようです

二日目は三斗小屋温泉から隠居倉へ登り、熊見曽根を歩いて朝日岳をピストンし、三本槍岳へ登ってから中ノ大倉尾根で那須マウントジーンズゴンドラで下るルートです。
今日は晴れ間も見え、まずまずの天気です。隠居倉の手前に急登がありましたが、長い距離ではありません。熊見曽根を歩く頃に暗雲も出てきましたが、朝日岳山頂では影響も無く、茶臼岳をはじめ1900m峰や三本槍岳などの展望も楽しむことができました。三本槍岳への登りでは、土曜日のためか登山者が多く、度々すれ違いで待機する場面もあり、山頂は満員御礼で休む場所もなく、数分滞在しただけで下山することになりました。
中ノ大倉尾根では、これまで経験したことのない圧巻のゴヨウツツジの群生地を歩きました。暑くもなく、雨に降られることもなく、新緑の中を清々しく歩くことができました。
とりわけゴヨウツツジの大群落が強烈な印象に残る山行となりました。

三斗小屋温泉大黒屋さんの黒い看板は創業当時のものだそうです

三斗小屋温泉を出発します

大黒屋さんのテンバ兼ヘリポートです

三斗小屋温泉神社への参道階段です

三斗小屋温泉神社は大己貴命(オオアナムチノミコト)が祀られています

三斗小屋温泉の源泉地です

振り返って見えるのは大倉山でしょうか

アズマシャクナゲが咲いていました
シャクナゲの咲き始めは濃いピンク色ですが、次第に白くなっていきます

茶臼岳の西側の姿です カッコ良いです

隠居倉(1,819m)に着きました 小休止します

隠居倉から朝日岳方面を眺めます 黒い雲が下りてきました

ミネザクラが咲いています 二度目のお花見となりました

隠居倉を出て熊見曽根を登ります

熊見曽根分岐に着きました ザックをデポして朝日岳を往復します

朝日岳は見た目ほど急峻ではありません

間もなく朝日岳に着きます

朝日岳から眺める茶臼岳です 峠の茶屋からの登山道も確認できます

隠居倉(左端)からの尾根道が一望できます

朝日岳の標柱です

熊見曽根分岐に戻ってきました 朝日岳の北側斜面です

ザックを背負い正面の1900m峰へ向かいます

1900m峰を通過します 三本槍岳が近づいてきました

1900m峰から三本槍岳です 清水平(右下)へ下っていきます 奥の三角形の山は旭岳(赤崩山)です

中ノ大倉尾根分岐で中食を済ませ三本槍岳を目指します

三本槍岳への登山道は狭くてすれ違いが困難です ここにもミネザクラが咲いていました

三本槍岳(1917m)に着きました 山頂は超満員で座ることもできませんでした 中食を済ませておいて良かったです

三角の山は旭岳です 写真だけ撮って下山します

中ノ大倉尾根分岐に戻ってきました 通過します

スダレ山の山頂にある大岩です

どういう訳かここに「スダレ山」の標識があります

中ノ大倉尾根からの朝日岳と茶臼岳です ここからの紅葉が素晴らしいそうです

ブナ林が現れました 美しい林相です

ゴヨウツツジの大群落の中を歩きます ゴヨウツツジのトンネルです

左側が「黄金のゴヨウツツジ」で右が普通のゴヨウツツジです 確かに色の違いがわかります

那須ゴンドラ山頂駅に着きました 山行はここで終わりとなります

ゴンドラに乗って那須ゴンドラ山麓駅に下りました
長い間、気に掛かっていた「那須岳最高峰へ登る」という課題は、やっと達成することができました。
今回、歩いた印象では、山麓で前泊して朝一番で登り始めれば、一日で回れるコースだと思います

ミヤマツボスミレ

ムラサキヤシオツツジ

オオカメノキ

イワカガミ

ツクバネソウ

オオバキスミレ

アズマシャクナデ

ミネザクラ

レンゲイワヤナギ

シラカバ

マイヅルソウ

ゴヨウツツジオ

オウゴンノゴヨウツツジ

不明