唐 松 岳
2,696m 長野県・富山県
2011年10月9日の登頂は
ココ
【9/26 行動時間: 4時間55分】
八方池山荘(10:45)→(11:08)八方山 →(11:39)八方池 →(13:05)扇雪渓 →(13:41)丸山ケルン →(14:40)唐松岳頂上山荘(14:50)→(15:10)唐松岳(15:25)→(15:40)唐松岳頂上山荘
【9/27 歩行時間:3時間35分】
唐松岳頂上山荘(7:00)→(7:35)丸山(7:45)→(8:38)下ノ樺(8:45)→(9:10)八方池(9:53)→(10:35)八方池山荘
唐松岳頂上山荘前からの唐松岳
2017年9月26日(火)1日目
先月の常念岳に続き、Nakajimaさんと剱岳が望める唐松岳を登ってきました。朝一番からであれば、日帰りも可能なコースですが、夜行か前泊となるため、2日行程でノンビリ登ることにしました。
八方池山荘までゴンドラとリフトを乗り継いで、1840m付近まで上ってしまいますので、残り860mほどの登りです。
初日は暑いくらいの快晴で、半そでのTシャツ姿でスタートします。登山ということで、観光客の方々が歩く遊歩道コースを使わず、あえて尾根コースを登ります。尾根コースも遊歩道コースも時間的には余り変わらないようです。平日の割に多くのハイカーが歩いていて、人気のほどが伺えます。
観光客の方々に混じりながら八方池に着く頃にはガスが出てきて、Nakajimaさんが楽しみにしていた白馬三山の姿は望めませんでした。丸山の斜面は、既に紅葉の見頃を迎えています。扇雪渓で小休止の後、丸山に登り着きましたがやはり白馬三山はガスの中でした。唐松岳頂上山荘までの登山道は、以前登ったときよりも長く感じられ、年齢からくるものでしょうか?
明日の天気はわからないし、時間に余裕もあったので、今日のうちに唐松岳山頂へ登ってしまうことにしました。残念ながら唐松岳山頂からも白馬方面はガスの中でした。
八方ゴンドラリフト「アダム」の乗り場「八方駅」
兎平と黒菱平でリフトに乗り換えます
黒菱平の鎌池湿原は草紅葉でした もうすっかり秋の装いです
リフト終点の八方池山荘前です 青空が広がっています
ゴロゴロした岩の尾根コースを登り始めます 歩く人は少ないです
八方山の北斜面は黄葉しています
八方山(石神井ケルン)に着きました。
このケルンは東京都石神井高校山岳部が、創立10周年記念として昭和38年8月に建てたものです。
第2ケルンからは、不帰ノ嶮が見えてきました
八方ケルンからは、高妻山、乙妻山などの頚城山塊が望めます
八方池に下って行きます 不帰ノ嶮が近づいてきました
八方池に写る不帰ノ嶮です 天狗岳や白馬三山は雲の中でした
扇雪渓にはわずかに残雪がありました 見た目はあまり美しくありません
扇雪渓で小休止の後、丸山へ向けて登っていきます 少し急勾配になります
丸山ケルンに着きましたが、やはり白馬三山は雲の中でした
紅葉の中を山荘目指して登っていきます ガスがスカッと晴れません
唐松岳頂上山荘が見えてきました 長く感じた巻道もあと僅かです
天気も良いので山荘にザックをデポし、唐松岳山頂を目指します
山頂までは20分ほどですが、景色を眺めながらゆっくりと登ります
小屋方面を振り返ります 妻と登ったときのことが頭を過ります
堂々とした五龍岳の雄姿です 格好いい山です
山頂に着きました 先行したNakajimaさんの姿が見えます
山頂からの白馬岳方面は雲の中でした 手前の不帰ノ嶮に登山者が見えました
しばらく待ちましたが、雲が切れることはなく下山しました
山荘前から日本海に沈む夕日です
剱岳や立山連峰の前には雲海が広がっていました
2017年9月27日(水)2日目
2日目の天候は曇りがちで、日の出では太陽を見ることができませんでした。
今日は下山するだけなので、ユックリ出発と考えていました。しかし、Nakajimaさんには「八方池に写る白馬三山を見る」という目的があったのでした。
昨日見られなかった白馬三山が並ぶ姿を見るため、丸山へ向けて山荘を出ました。丸山からは白馬三山がハッキリと望むことができました。湧き上がる雲を見ていると、八方池方面には薄い雲がかかっていて、ここに留まった方が良いと判断し、眺望を十分に堪能してから下ることにしました。
下ノ樺付近まで下ってくると紅葉が素晴らしく、雲に隠れそうな白馬三山をバックに何度もシャッターを切りました。
八方池が近づいてくると、ガスが切れ始めたではありませんか。Nakajimaさんは八方池に写る白馬三山の撮影のため急いで八方池に下っていきました。私は、第3ケルン方面に人だかりがあったので、行ってみるとドラマのロケでした。私が八方池に下ったときは既にガスの中でしたが、Nakajimaさんは撮影に成功して、とても満足げにしていました。仕方なく温かいものでもとコーヒーを飲んでいるとみるみる晴れてきて「八方池に写る白馬三山」を撮影できました。ラッキー!
その直後、再びガスに巻かれ二度と切れることはありませんでした。第2ケルンからは、八方池山荘まで遊歩道コースを意気揚々と下り、山行は終わりました。
唐松岳頂上山荘横のピークからの朝焼けです 中央に富士山が見えます
朝日を浴びた立山連峰と剱岳です
唐松岳頂上山荘の「唐松の鐘」と剱岳と唐松岳です
「唐松の鐘」は、昭和11年4月に安全登山を祈念して寄贈されたものです
唐松岳頂上山荘を後に八方へ向け下山します
高所はクリアですが、下から雲が湧いてきています
下ってきた行程を振り返ります 五龍岳、唐松岳も見えます
丸山からは昨日見られなかった白馬三山が綺麗に望めました
何か感慨にふけるNakajimaさんです
丸山からの唐松岳、不帰ノ嶮です 唐松岳も僅かにピークが見えます
白馬三山の上空は秋らしくうろこ雲がたなびいていました 天が高いです
丸山からの五龍岳とその背後に鹿島槍ケ岳です
下ノ樺の紅葉と白馬三山です 雲が上がってきました
八方池に写る白馬三山です 一瞬、ガスが切れました 強運の持ち主です
八方池に写る天狗岳です
何だろうと近づいてみた第3ケルン近くの人だかりです
ドラマの撮影が行われていたのでした
遊歩道を下ってきました 八方池山荘はもう直ぐです
八方池山荘に着くころには、再びガスに巻かれてしまいました
ゴンドラリフトを下っていきます 白馬村が見えてきました
ゴンドラリフトの八方駅に戻ってきました 駅舎はガラガラでした
この後は、例によって温泉で汗を流しました お疲れさまでした