槍 ヶ 岳
南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳 長野県・岐阜県
3,033m~3,084m~3,101m~3,180m
【18日 行動時間 4時間45分】
新穂高温泉駅(12:35)→(14:44)白出沢分岐 →(16:08)滝谷出合 →(17:20)槍平小屋(1980m)
【19日 行動時間 10時間57分】
槍平小屋(4:00)→(8:25)南岳小屋(8:51)→(9:08)南岳(3033m)→(10:40)中岳(3084m)→(11:38)大喰岳(おおばみだけ・3101m)→(11:54)飛騨乗越 →(12:19)槍ヶ岳山荘(13:30)→(15:39)槍ヶ岳(3180m)→(16:11)槍ヶ岳山荘
【20日 行動時間 8時間5分】
槍ヶ岳山荘(4:00)→(道迷いで約30分ロス)→ 殺生ヒュッテ分岐 →(7:24)槍沢キャンプ場 →(8:02)槍沢ロッジ →(8:42)二ノ俣谷 →(9:32)横尾山荘 →(10:26)徳沢園 →(11:16)明神館 →(12:05)上高地(かっぱ橋)
日本で一番人気がある山といえば富士山であることは間違いないでしょう。それではその次は?となると中々難しくて、色々な山名が出てくると思いますが、「槍ヶ岳」はベストテンに必ず入ってくるだろう有名な山です。
昨年10月にお世話になったアルプス・エンタープライズ社で「槍ヶ岳登山ツアー」の計画があり、私のスケジュールに合ったので参加しました。この会社のツアーは少人数であるところや、コースもややマニアックなところがあって面白いと思っています。
今回の槍ヶ岳登山も他社のツアーにはないコースで登頂を目指します。
新穂高温泉から白出沢沿いに登って槍平小屋に泊まり、翌日4時に小屋を出て、近道の飛騨沢のコースを行かずに南岳新道を4時間登って南岳小屋へ。南岳小屋から南岳~中岳~大喰岳という3,000m峰を三つ越えて槍ヶ岳山荘へ向かい、山荘に荷物をデポしてから槍ヶ岳往復といった具合です。槍ヶ岳登頂後は槍ヶ岳山荘に泊まり、翌朝4時から上高地へ向けて下山するという健脚向けの山行でした。
三日目は朝方、雨に降られ、槍沢からの槍ヶ岳の勇姿は見られませんでしたが、またの機会に取っておくことにします。初日、二日目と、天候やメンバーにも恵まれ、素晴らしい山岳風景に接することができ、心に残る三日間となりました。
9月18日(土) 1日目
新穂高温泉バス停広場です 中央の茶色の建物はトイレです
奥飛騨温泉総合観光案内所と新穂高登山指導センターです。建物の右側が登山道です 12:35に出発です
右俣林道を歩きます
右俣林道を離れ近道の山道を歩きます
13:42 穂高平小屋に着きました
再び右俣林道を歩きます 崖が崩壊している場所もあります
穂高岳山荘への分岐を過ぎ、白出沢を渡ります 仮設橋が架かっています
山道らしくなりました
間もなく滝谷出合です
滝谷出合に着きました 小さな滝谷非難小屋が建っています
中央に小さく雄滝が見えます
北穂高岳滝谷の初登攀に成功した登山家藤木九三のレリーフです
17:21 槍平小屋に着きました 標高1980mです
9月19日(日) 2日目
4:00 槍平小屋を出発します 南岳新道を登ります
岩がゴロゴロしている登山道
標高2200mを通過 100mおきにプレートがあります
空が白み始めました 笠ケ岳はシルエットでも判別できます
かなり明るくなりました 笠ケ岳がはっきり見えてきました
所々にハシゴが架かっています
山腹の急登を登ります
視界が開け、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳が望めます
笠ケ岳の前に雲海が入っています
登山道に救急箱が設置してありました
これから登るルートが見えます
岩の多い急登が続きます
標高2700mを通過します
左のピークが中岳 右方向へ稜線を行くと南岳小屋です
痩せ尾根を歩きます
正面のピークが南岳 登山ルートが見通せます
振り返ると薬師岳が見えました(中央の白っぽい山)
トラバース道を登ります
狭いトラバースを慎重に進みます 右側は奈落の底です
北穂高岳の大キレットがよく見えます
槍ヶ岳の穂先が中岳の肩から姿を現しました
8:25 南岳小屋に到着 槍平小屋から4時間25分でした
南岳小屋から南岳への稜線で穂高方面を振り返ります
稜線から東方には常念岳が見えます
9:08 南岳山頂(3032.7m)に着きました
槍ヶ岳への縦走路が見えます
今朝出発した飛騨沢(槍平)を見下ろします(中央)
稜線漫歩です 清々しい気分です
南岳を振り返ります
天狗原への分岐を通過します
三点確保で岩場をトラバースします
南岳と中岳との鞍部へ下ります
10:40 中岳山頂(3084m)に着きました
中岳山頂から大喰岳との鞍部を見下ろす 雪渓が見えます
鉄製の梯子を下ります
11:38 大喰岳山頂(3101m)を通過します
飛騨乗越(鞍部)と槍ヶ岳山荘への最後の登りルートが見えました
12:19 槍ヶ岳山荘に到着します 正面に槍ヶ岳が聳え立っています
山頂を目指す登山者の長蛇の列が見えます
登山待ちの列です
なかなか進みません
槍ヶ岳山荘を振り返ります
小槍の上でアルペン踊りは無理のようです
徐々に高度を上げます
岩を攀じ登ります
最後のハシゴを登ります
15:38 槍ヶ岳山頂(3180m)に着きました
槍ヶ岳山頂から歩いてきた稜線を望みます
9月20日(月) 3日目
※デジカメを雨の浸水で壊してしまったため、携帯電話の簡易カメラで撮影しました
4時に槍ヶ岳山荘を出ました 今朝は雨降りです
槍沢を振り返ります
槍沢の左岸を下ります
7:01 大曲の分岐です
7:24 槍沢キャンプ場(水場・簡易トイレあり)です
歩きやすい下山道です
槍沢沿いを下ります
小さな沢を渡ります
8:00 槍沢ロッジに着きました 雨具類を脱ぎます
槍沢の清流際の道を歩きます 槍沢は透明度抜群です!
8:35 一ノ俣谷を橋で渡ります
道が平坦になってきました
横尾山荘前の涸沢方面への分岐です 未知の世界の入口です
9:30 横尾山荘は立派なホテルです
新村橋を通過します
徳沢園はソフトクリームが人気です
11:17 明神館で小休止します
12:06 上高地「かっぱばし」に到着しました 温泉で汗を流し帰途につきました お疲れさまでした