白 馬 岳

2,932m  長野県・富山県

2016年7月31日()~8月2日(火) 曇りときどき晴れ一時雨
【メンバー】 nakajimaさん & 私

7月31日(日)【行動時間 6時間55分】
栂池ヒュッテ(5:10)→(6:16)天狗原 →(7:22)乗鞍岳 →(7:57)白馬大池山荘 →(8:52)船越ノ頭 →(10:00)小蓮華山 →(10:55)三国境 →(11:51)白馬岳 →(12:05)白馬山荘(雨上がりに再登頂)
8月1日(月)【行動時間 4時間56分】
白馬山荘(6:15) →(6:24)大雪渓分岐 →(7:34)杓子岳分岐 →(7:43)杓子沢のコル →(8:25)白馬鑓ガ岳 →(9:10)鑓温泉分岐 →(9:34)大出原 →(11:11)鑓温泉小屋
8月2日(火)【行動時間 3時間20分】
鑓温泉小屋(5:50) →(6:05)鑓温泉下 →(6:29)杓子沢 →(7:35)小日向のコル →(8:57)林道 →(9:10)猿倉荘

天狗原から白馬岳を遠望します


白馬岳は正しくは「しろうまだけ」と読み、北アルプスの北部、長野県と富山県の県境に位置する有名な山です。妻が大好きな山の一つで、いつか一緒に登ろうと言っていて、なかなかチャンスがありませんでした。
今回、同期の友人と2人でノンビリと花でも撮影しながら歩くプライベート山行を計画したのですが、私が今ひとつ体のキレが悪くてペースも上がらず、友人に迷惑を掛けてしまった3日間となりました。
栂池高原の栂池ヒュッテで前泊し、栂池公園前から登りはじめましたが、白馬大池を過ぎるくらいまでは良かった天気も、小蓮華岳辺りでガスが溜まりはじめ、白馬岳山頂に着く頃にはドシャ降りになり、急いで白馬山荘へ逃げ込みました。チェックインを済ませ室内でゴロゴロしていると、雨も上がり青空が見えてきたので、再び白馬岳山頂へ登ることにしました。

白馬岳を間近で見ると東西非対称がよくわかります


雲の多い景色でしたが、剣岳から立山連峰をはじめ槍ヶ岳や穂高連峰なども望め、空の神様に感謝しました。
翌日は鑓温泉までの短い行程なので、のんびり出発するつもりでしたが、午後から雷雨の予報が出たため、早めに出発し、これが正解でした。鑓温泉小屋に着き温泉に浸かってから昼食後に休息していると、暫くして雨が降りだしました。次々と小屋に駆け込む登山者たち。後に聞くとその日は豪雨で大糸線が冠水して特急も運行中止になったようです。2日続いてホントにラッキーでした。
最終日は、猿倉までの下りだけとタカをくくっていましたが、アップダウンが多く予想以上に疲れました。帰路に立ち寄った小日向の湯は、休憩室も食堂も無い質素な入浴施設で普段味わえない体験が得られ、印象深いものとなりました。

7月31日()1日目

栂池高原駅からゴンドラリフトで上ります

ロープウェイの栂大門駅で雨宿り後、栂池ヒュッテへ

栂池ヒュッテ前から白馬方面を望みます

栂池ヒュッテの夕食は、ローストビーフでした

8月1日(月)2日目

白馬三山です 左から白馬鑓ガ岳、杓子岳、白馬岳です

栂池ヒュッテを出発します

登山口にはトイレも完備しています

栂池ヒュッテが小さくなってきました 快晴の天気です

石ゴロの道ですが、よく整備されています

天狗原に近づいてくると白馬岳方面の山々が見えてきます

天狗原の湿原に着きました

天狗原は、すでに花の名残だけでした

岩のゴロゴロする道を稜線まで登ります

稜線まで登るとそこはもう乗鞍岳山頂の一角です

乗鞍岳山頂にはケルンが建っています 小蓮華岳が近いです

白馬大池に着きました 対岸に白馬大池山荘が見えます

白馬大池山荘に着きました 大きな小屋です

白馬大池山荘から雷鳥坂を登っていきます

雷鳥坂の道端にはコマクサも咲いていました

小蓮華岳まではこんな感じの山道が続きます

船越ノ頭に着きました 小蓮華岳までもう一頑張りです

小蓮華岳にガスがかかってきました

ミヤマナデシコが綺麗に咲いています

剣が置かれた小蓮華岳に着きました ガスで眺望ゼロです

小蓮華岳を下り始めると雷鳥の親子に出会いました

三国境へ登り返します

新潟県・富山県・長野県の県境「三国境」に着きました

雪倉岳の分岐で雨具を着けます 怪しい空模様です

白馬岳山頂が近づきました 左右非対称が良く分かります

白馬岳山頂に着いた途端大粒の雨が降ってきました

一旦、白馬山荘で待機し、再び白馬岳山頂を目指します

ヨツバシオガマが群生していました

白馬岳の開発に尽力された松沢貞逸氏の像です

白馬岳の姿は東西で大きく違います

あらためて白馬岳山頂です

白馬岳山頂付近から大雪渓方面を俯瞰します

遠く右端のピークは剱岳です 左手前は白馬鑓ケ岳です

明日登る予定の杓子岳と白馬鑓ケ岳です

白馬山荘の後方に白馬岳山頂が見えます

白馬山荘前で見た夕陽です 明日晴れることを願います

8月2日(火)3日目

白馬山荘前で迎える朝日です 今日は天気が良さそうです

白馬山荘を後に鑓温泉小屋へ向かいます

大雪渓への分岐です

クルマユリが咲いていました

大雪渓が見えました 今年は雪量が少ないそうです

丸山を超えて杓子岳山頂への分岐へ向かいます

ガスに包まれている杓子岳登頂は諦め巻道を行きます

白馬鑓ガ岳への最後のガレ場を登ります

白馬鑓ガ岳山頂です ガスで眺望がありません

一瞬、杓子岳が頭をのぞかせました

白馬鑓ガ岳を後にザレの道を下ります

鑓温泉へ下る分岐です ガレの急坂を下っていきます

左側の白い部分を下ってきました

天を突くような岩峰が見えました

槍ケ岳のような尖った岩も見えました

大出原にはハクサンコザクラなどのお花畑が綺麗でした

この先は鎖の岩場だとの注意看板がありました

滑りやすい岩なので鎖は有り難いです

鎖の岩場を過ぎると雪渓に出会い鑓温泉小屋も見えてきました

鑓温泉小屋に着きました

鑓温泉小屋の露天風呂です

露天風呂はこんな感じです 中は早朝に撮影しました

8月2日(水)

鑓温泉小屋を後に猿倉バス停へ向けて下っていきます

鑓温泉下で沢を木橋で渡ります

雪渓はほとんど溶けて小さくなっていました

落石が多い杓子沢辺りにはクガイソウが咲いていました

小日向のコルに出ました 花の時期は過ぎたみたいです

変化のないこんな感じの道を下っていきます

白馬尻への林道にでました

猿倉荘前に着きました 今回の登山の終点です