筑 波 山
877m 茨城県
自宅(5:50)→(6:05)東神奈川駅(6:26)→(7:05)東京駅(7:20)→(9:05)筑波駅(9:10)→(9:20)筑波山神社前(9:30)→(10:50)御幸ケ原(11:05)→(11:15)男体山(11:40)→(御幸ケ原)→(12:05)女体山(12:15)→(御幸ケ原)→(13:50)筑波山神社前(14:02)→(14:12)筑波駅(14:20)→(15:20)土浦駅(15:25)→(16:30)上野駅(16:40)→(17:30)東神奈川駅
【行動時間:3時間30分】
百名山の中で、初心者の私でも登れて、自宅(横浜)から比較的近く、日帰りで行ける山となると、自然といくつかの山に絞られてきます。山を登り始めて少しずつですが、神奈川県外の百名山にも足を運ぶようになっていました。
筑波山、黒檜山(赤城山)などが狙い目ですが、一番、楽チンそうな筑波山に行くことに決めました。
筑波山の山旅計画を立てるためにガイドブックを見ると、山麓の筑波駅バス停へは東京駅始発の高速バス「ニューつくばね号」の利用が便利であることが分かりました。
東京駅発7時20分発のバスに乗るには、自宅を5時50分には出なければなりませんが、この頃はすっかり早起きは苦痛でなくなっていました。
東京駅の高速バス乗り場へ行くと既に沢山の乗客が待っています。満席で乗れないかもしれないと少し不安に思いながら仕方なく最後尾に並びます。日頃の行いが良かったので、最後から2人目で辛うじて乗車することができました。危ないところでした。
ニューつくばね号は、東京駅から筑波駅までは、つくば学園都市の企業を回るため所要2時間と少し時間はかかりますが、乗り換えなしに筑波駅まで来ることができて便利です。
筑波駅ではこの高速バスに接続して路線バスが筑波山神社前まで運んでくれます。
筑波山神社前のバス停を降り、昼食のためのおむすびと水の補給のためにバス停横のお店に入ります。このお店のおむすびは、昆布の佃煮が入った手作りで、柔らかめに作られていました。
筑波山神社の左側から登山道が始まります。木の根と石の登山道は、湿気のため滑りやすいです。
直ぐに筑波山ケーブルカーの宮脇駅に着き登山道と平行して走るケーブルカーに乗れば8分ほどで御幸ケ原に到着するそうです。登山に来たのだから、当然歩くことにします。
御幸ケ原には沢山のお店が並んでいて、さすがに観光地です。皆さんケーブルカーやロープウェイに乗ってきたようです。
御幸ケ原から急坂を少しで男体山の山頂に着きました。山頂といっても社殿があって休憩する広場が見つかりません。仕方が無いので通路の端で昼食にします。
ザックを開けた途端に昆布の匂いがしました。嫌な予感がします。案の定、今朝買ったおむすびが崩れていて、昆布の汁がタオルや着替えに染み込んでいます。きちんと封をしておくべきでした。
ユックリする雰囲気も無いので、早々に女体山へ向かいます。御幸ケ原まで一旦下り、土産物店の前を通って行きます。
女体山へはなだらかな上り坂で、沢山の観光客が歩いてきます。途中に蛙が口を開けているような「ガマ石」という奇岩があり、石を投げ入れて口に入ると幸福になるというので、トライしてみましたら簡単に入りました。
女体山の山頂にも社務所が建っていて沢山の観光客が登っていました。山頂は大きな岩が重なっていて、斜めに傾いた標識が何だか寂しそうでした。
ここから関東平野が一望できるとの触れ込みでしたが、あいにくの靄で眺望は得られませんでした。すっかり観光地と化した信仰の山だという印象でした。
つつじヶ丘経由で下ろうとも思いましたがつつじヶ丘からの足の便が悪いので結局往路をそのまま下山し、土浦へバスで出てJR線で帰宅しました。