雌阿寒岳

1,499m 北海道

2011年8月17日(水)  曇りのち晴れ
【メンバー】クラブツーリズムメンバー & 私

雌阿寒温泉登山口(8:33)→(雌阿寒温泉コース)→ 雌阿寒岳→(オンネトーコース)→(13:59)オンネトー登山口 == オンネトー

【行動時間 5時間26分】

雌阿寒岳は、千島火山帯の西側にあり、現在でも噴煙を上げている活火山です。最近では、2006年3月に小噴火して同年8月末まで登山が禁止されていました。
そういう山なので、登れるチャンスがある時に登っておいた方が良い山の一つです。(7年前に登った韓国岳のように登山禁止になってしまった山もあります)
今日は、一番人気の雌阿寒温泉登山口から登り、オンネトーコースを下る周遊コースを歩きます。

雌阿寒温泉の直ぐ近くに登山口があります。
シラビソの樹林帯を登っていきます。

一合目ごとに標柱が設置されていて、目安になります。
木の根が張っていますが、歩きにくいことはありません。

樹林帯を抜けると、背の高いハイマツ帯に入ります。
ここの6合目付近には「マツタケ」が自生しているようです。

活火山らしくなく、ハイマツの緑が広がっています。
今日は、雲が多いですが、昨日と異なり青空がのぞいています。

5合目に着くと、オンネトー(湖)の全景が眼下に見えてきます。

5合目からはガレた急登になります。息を整えて登ります。
この山も晴れていたら、直射日光に襲われそうです。

7合目辺りに差し掛かると左手に阿寒湖が見え始めます。
もう少し登ると、雄阿寒岳も見えてくるでしょう。

ザレの道を登ります。見た目ほどは滑りませんが、ちょっと気を抜くとズルッときます。

もう少しで火口の縁に登りつきます。
温度差のためカメラがカゼをひいていたようです
レンズ内部が曇っていることに気づきませんでした。

火口にある赤沼です。赤色というよりも茶色の沼です。
この写真もボケてしまいました。

ガンコウランの実

メアカンフスマ

久々の登場です

山頂の標柱です。バックに見えるのは阿寒富士です。

噴火口越しに阿寒湖と雄阿寒岳が望めます。
想像以上に雄阿寒岳までの距離がありました。

火口内の青沼です。噴煙が上がる脇が下山道です。

雌阿寒岳の山頂を後に、オンネトー登山口へ向けて下山を始めます。

右側の火口の縁のピークが雌阿寒岳(最高点)です。
青沼はエメラルド色です。

ザレた道を下ります。
少しの間、スリップに注意が必要です。

7合目辺りからオンネトーが見えますが、直ぐに樹林帯に入って眺望はなくなります。

樹林帯の中の道が穏やかになると登山口はもう直ぐです。
これで、今回の北海道登山が最後だと思うと、少し寂しい気がします。

オンネトーの登山口に着きました。
登山口周辺は、野営場になっていてトイレもあります。

下山後にメンバー全員でオンネトーに立ち寄りました。
コバルトブルーの綺麗な湖でした。