斜 里 岳
1,545m 北海道
清岳荘(6:10)→(6:22)斜里岳登山口(旧清岳荘跡)→(7:08)下二段(一代目清岳荘跡)→(7:14)二股 →(10:03)馬の背 →(10:36)斜里岳山頂(11:00)→(11:52)上二股 →(12:13)龍神の池 →(13:03)熊見峠 →(14:11)二股 →(14:56)斜里岳登山口 →(15:12)清岳荘
【行動時間 9時間2分】
宿泊したホテル緑清荘前からの斜里岳です。
斜里岳は、北海道東部、知床半島の付け根の清里町に存する独立峰です。2011年8月に訪れた際は、暴風雨のため登山口までの道路が封鎖となり、登山を断念することになりました。
今回の計画では毎年7月の第一日曜日に行われる「山開き記念登山」に参加するつもりでした。観光協会の方から開催日が土曜日であることをメールで知らされていたにも拘わらず、自分の思い込みから日曜日に航空券などを予約してしまったため、専属ガイドさんをお願いしての登山となりました。
斜里岳は沢沿いの旧道を登り、熊見峠を経由する新道を下るという代表的なコースを歩きました。浅い沢の渡渉、雪渓歩きやガレ場の登りなど変化に富んだ面白いコースでしたが、お腹が邪魔な僕にとって、滑滝沿いの岩場で横倒しの木の下を潜ることが一番辛い場面でした。
山頂からの展望は霧に包まれて見られず残念でしたが、海老名市出身の女性ガイドさんは、斜里岳に精通されている方で、道端の花や竜神の池への特別ルートを案内してくださるなど、斜里岳を満喫することができました。
やっぱり、北海道は広大でいいな~。
清岳荘に立ち寄ります。何度か災害にあったため鉄筋コンクリートで再建されました。
林道の終点に着きました。以前はここに先代の清岳荘が建っていたそうです。
いよいよ沢の渡渉の始まりです。水深は浅いので水中を歩くほうがスリップしなくて安全です。
残雪の状況によってルートを変えなければならないようです。
一代目の清岳荘が建っていた場所です。ここで立ち休みします。
一代目清岳荘のすぐ上の「下二股」を通過します。旧道と新道の分岐になっています。旧道を登ります。
旧道は何度も沢の渡り返しがあります。
羽衣の滝に着きました。この滝の右側を登っていきます。
羽衣の滝の横の岩を這いつくばるように登っていきます。
木の枝が邪魔をします。それ以上にお腹が邪魔です。
滝の最上部へ登りつきました。
傾斜が緩んできました。
馬の背に着きました。ここでも立ち休みします。山頂までもう少しです。
山頂直下に祠がありました。安全で登れたことを感謝します。
山頂に着きました。ガスに包まれて眺望は全くありません。
山頂で記念写真を撮りました。
少し離れたところに二等三角点がありました。
上二股まで往路を下ります。
上二股からは熊見峠を越える新道を行きます。
新道から脇道に逸れて竜神の池を見に行きます。残雪が相当残っています。
竜神の池に着きました。ガスに包まれて神秘的な感じがします。
湧き水ですが飲めないそうです。
熊見峠に着きました。少し疲れが出てきました。小休止します。
泥の坂道に丸太で階段が作られていました。ボランティアの方に感謝です。
下二股まで下ってきました。山頂はガスの中でした。
先代清岳荘に無事戻りました。佐藤ガイドありがとうございました。