利 尻 山

1,721m(登ったのは南峰1,719m) 北海道

2015年9月4日(金)  雨
【メンバー】 クラブアルプスメンバー & 私

沓形登山口(5:30)→(6:52)見晴台・避難小屋 →(8:05)8合目 →(8:56)三眺山 →(10:18)沓形分岐 →(10:42)利尻山(南峰1719m)(10:54) →(11:36)9合目・トイレブース →(12:04)避難小屋(12:30)→(12:43)長官山・8合目 →(13:56)第一見晴台・6合目 →(15:29)甘露泉水 →(15:45)利尻北麓野営場

【行動時間 10時間15分】

この写真は2017年5月に再来したときのものです。


日本百名山の中で日本最北の利尻山へ登ってきました。
利尻山は、花のシーズンに登りたいと思っていましたが、沓形コースのトラバース道は、お盆過ぎまで残雪と凍結で歩行不可能とのことなので、花は諦めてこの季節を選びました。ピストンでは面白くないので…。
登山日の天候は雨とのことでしたが、午後からは晴れるようなので期待をしていましたが、結局終日、雨となりました。期待した展望も得られず、ローソク岩の基部を歩いても見ることができず、楽しみは半減してしまいましたが、沓形コースのちょっとした難所は変化があってかえって良かったと思います。
まったく眺望も得られず、只管歩くだけでしたが、ホテル利尻、田中屋ひなげし館ともに豪勢な食事に癒されて、太って帰ってきた山行となりました。

5:30 沓形登山口から登山開始です。

朝から雨具が必要になりました。いつも晴れとは限りません。自然のことなので、まあ仕方がないですね。

霧の中に利尻山の山頂が見えました。ローソク岩も見えます。
残寝ながらこれ以後に山頂は顔を出しませんでした。

7合目の避難小屋に着きました。小屋の中を覗いただけで休むことなく、先へ進みました。

沓形稜を登っていきます。

三眺山が近づいてきました。

三眺山の山頂に着きました。
ガスにまかれて眺望はまったくありません。

三眺山から、ガレ場や岩場が始まります。足元に注意して進みます。

ロープが付いた「背負子投げ」という岩場を下ります。今日一番の難所だと思います。

痩せた尾根も通過します。
霧で周囲が見えないため、恐怖感は全くありません。

火山礫のトラバースやザレ場もありますが、特に危険な箇所ということでもありません。

鴛泊コースとの沓形分岐に着きました。

沓形分岐から火山礫のザレ場です。丸太階段などの整備を進めています。

利尻山頂に着きました。祠のすぐ近くまで崩落が進んでいます。
展望もなくただ寒いだけなので早々に下山します。

火山礫の下りは スリップや落石に十分注意が必要です。

9合目のトイレブースです。
北海道はほとんど全山トイレが無いため携帯トイレは必携です。

避難小屋の屋根が見えてきました。この小屋で昼食となりました。

避難小屋を出て直ぐに長官山へ登ります。

長官山から約2時間半を下り続けます。
午後は晴れるとの予報は見事に外れてしまいました。
心なしかメンバーの皆さんもうつむき加減に歩いています。

甘露泉水に着きました。
水の甘さはあまり感じませんでした。

甘露泉水から利尻北麓野営場まで一投足です。
野営場まで、田中屋ひなげし館の送迎バスが迎えにきてくれました。

田中屋さんの昼食は、新鮮、豪華で最高でしたよ(^^♪
是非ご賞味いただきたいと思います。
これで今回の山行は終わりとなりました。