間 ノ 岳 【3,190m】 |
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北岳へ向かう稜線から振り返ります
間ノ岳は、標高3,190メートル。奥穂高岳(長野、岐阜)と並び、日本第3位の高峰です。白峰三山の中央にあたります。
野呂川(早川―富士川)と大井川の分水嶺になっています。巨大な山体で東面の谷には夏の初めまで残雪があります。山頂部は砂れきが主でシオガマ、ハクサンイチゲなど高山植物も多いです。山頂で農鳥岳へのコースと塩見岳など南アルプス主脈縦走路が分かれています。
「甲斐国志」はこの山を農鳥岳、農鳥岳を別当代と記しています。山名論争がありましたが、農鳥岳に「農鳥」の雪形が現れたことから決着がつき、北岳と農鳥岳の間の山名になりました。その後、間ノ岳にも雪形の出ることが分かりました。
山梨県南アルプス市、早川町、静岡県静岡市に跨ります。1997(平成9)年、山梨百名山に選定されました。 【出典:南アルプス市芦安山岳館】