屏風山~鷹巣山

948m~834m 神奈川県

2025年7月22日(土) 晴れ
【メンバー】単独

箱根関所前(9:00)→(9:49)要害山‣937m(9:53)→(10:07)屏風山(10:14)→(10:50)甘酒茶屋(11:17)→(12:11)精進池(12:13)→(12:32)東光庵入口(13:00)→(13:22)湯坂路入口 →(13:39)鷹巣山 →(14:32)千条の滝(14:38)→(14:55)箱根登山鉄道 小涌谷駅

【行動時間:5時間55分/歩行時間:4時間31分】

甘酒茶屋付近から見上げる屏風山です

先月の仙元山・六国見山に引き続き1997年3月版「神奈川県の山」にある未踏峰、箱根の屏風山と鷹巣山を登ってきました。
当初、屏風山だけを登るつもりでコースを検討していましたが、2時間ほど余分に歩けば鷹巣山へも寄れそうなので、安易に追加することにしたのでした。それが間違いでした。屏風山から下山した甘酒茶屋から国道1号最高地点まで標高差約180mを登らなければならずこれは想定外でした。でも横浜に比べると気温が7℃ほど低いので助かりました。また、念願の箱根旧街道於玉坂の石畳を歩いたり、これまで訪れていなかった石仏群や国道1号最高地点なども見学でき、少し違ったスタイルの山登りとなりました。
夏真っ盛りの山登りでしたので、箱根登山鉄道の小涌谷駅に着いた時には、着ていた服はビショビショでした。

箱根関所跡バス停から出発します

バス停の向かいは箱根関所入口です

箱根関所入口の反対側の路地に入ります

民家の直ぐ横の小径が登山口です
民家の奥様から「険しい道で皆さん、戻ってきますよ」と教えてくださいました

スタートは標準的な坂道です

階段が始まりました

長い階段が続きます 民家の奥様が言われた通り厳しい階段の連続です
 

左へ直角に曲がると道は平坦になります
要害山はもう直ぐの筈です

要害山の印を探しながら歩きます

GPSによるとこの辺りなのですが名板などありません
暫くウロウロ探し回りましたが何も見つかりませんでした

諦めて屏風山を目指します

屏風山にはシッカリとした看板が建っていました 眺望も無い残念な山頂でした

小休止をして甘酒茶屋まで下ります

歩きやすい道をグングン下ります

急階段を登った分、急傾斜を下ることになります
 

沢と思われるところを渡りますが、まったく水が流れていませんでした 雨が少ないからでしょうか?

箱根旧街道の屏風山ハイキングコース入口に着きました

甘酒茶屋で休憩を摂ります 自動販売機で冷たいCCレモンを買いました

箱根旧街道の石畳を登って行きます

県道732号線に出て少しの間、県道を歩きます

お玉が池の手前から県道を離れ右へ入るとここも階段の連続でした 今日は登り階段ばかりです

立入禁止柵が現われると国道1号線が近づいてきます

疲労困憊の状態で六道地蔵バス停(精進池)に着きました
中食と休憩を摂ろうと思っていましたが、日影も無くもう少し先へ進むことにします

国指定重要文化財の宝篋印塔(俗称:多田満仲の墓)です
この付近には多数の文化財が存在しています

これも国指定重要文化財の元箱根磨崖仏(俗称:二十五菩薩)です

「曽我兄弟の墓」バス停を通過します

国指定重要文化財の石造五輪塔(俗称曽我兄弟・虎御前の墓)です

曽我兄弟の墓から100mほど先の東光庵跡入口の石段に腰掛けて中食を摂りました

中食を済ませ国道1号線を歩きます
国道1号最高地点874mを歩いて通過するのは初めてです

7月22日13時の国道1号の芦之湯近くの気温は26℃でした
猛暑の下界と比べるととっても快適です

ヤブカンゾウ

シシウド

ヤマユリ

ヤマユリが咲く国道1号線を離れ湯坂路へ入ります

これから鷹巣山(城跡)を目指します

鷹巣城跡に着きました お城の名残はありませんでした

近くに「大日如来」の石柱がありました

鷹巣山を後に千条の滝へ向かいます

湯坂路を離れ「小涌谷・千条の滝」方面へ左折します

木の根が多い植林地を下っていきます

水の流れる音が聞こえてくると千条の滝(ちすじのたき)に着きます 休憩します

千条の滝で鋭気を養い箱根登山鉄道の小涌谷駅へ向かいます

小涌谷駅への帰路、振り向くと鷹巣山が堂々と聳え立っていました