曽我丘陵

浅間山(センゲンヤマ)~不動山~高山
317m~328m~246m  神奈川県

2025年6月12日(木) 曇り
【メンバー】単独

上大井駅(8:55)→〔立休み8分〕→(9:51)四季の里(10:02)→(10:47)浅間山(10:50)→(11:11)不動山(11:23)→(11:33)分岐(11:55)→(12:12)六本松跡 →(12:42)高山(13:00)→(13:16)見晴台 →(14:07)下曽我駅

【行動時間:5時間12分/歩行時間:3時間58分】

曽我山(曽我丘陵)の山並みです 左寄りの平らな山が不動山です

終活の書籍整理の中で、1997年3月再版「神奈川県の山」に目が留まり、県内にも登っていない山が沢山あることに気付きました。これをきっかけに県内の未登頂の山登りを今後の目標の一つに加えようと、先ず初めに行くことに決めたのは「曽我山」でした。
神奈川県小田原市と足柄上郡が接する地域に存する「曽我山」は国土地理院の地図に表記こそありますが、その山頂の記載は無く、浅間山、不動山から高山にかけた山稜一帯を指すようです。
御殿場線上大井駅から四季の里へ登り、稜線を縦走して高山まで行き下曽我駅へ下るコースを歩きました。初めて歩く道なので地図アプリと道標だけが頼りでした。残念ながら、地図アプリも最新ではないため、ベストなルートは歩けず無駄に遠回りすることもありましたが無事に下山することができました。今日のハイキングでは山中で誰一人とも会うことはありませんでした。
なお、地図アプリはGPS機能で現在地を表示してくれるなどとても役立つのですが、スマホの電力消費が大きいので、使い方に工夫が必要だと感じました。

御殿場線上大井駅からスタートします
御殿場線はJR東海の管轄になるので、JR東日本の各駅からスイカ・パスモで乗車した場合は駅の機械精算ができません
紙の切符を買って乗車するか、予め乗務員に精算を依頼しましょう

駅前広場から道路へ出て右(国府津方面)へ進みます

60mほどで左折します

緩やかな登り坂の先の分岐を右の細い道へ進みます

丸太で土留めされた坂を上がると、再び先ほど分かれた道路と合流し右へ上って行きます

峠を越えて下りになって少しで分岐がありますが、誤ってそのまま道路を進んでしまいました
しかし、この分岐は右に下っていく方が近道です

200mほど下り右折します

広い道路を歩きます 分岐がありますが道なりに進みます

エバラ食品工業への案内看板の先を左折します
実はここも曲がらずに道なりに進めば近道でした 後悔

左折してから直ぐに右へ登って行きます

登りの途中で左への分岐に入ります

こんな感じの坂を登っていきます 結構汗を掻かされます

物置小屋の横を通過します

「おおいゆめの里」に着きました 休憩します

「おおいゆめの里」を出ると右手に四季の里直売所がありました

そのまま進んだ先の十字路を右折します

このような道路を進みます

少しクランクして新設された新しい道路を右へ進みます

前方左手に赤田の集落への道が分岐するのが見えます

右側の新設道路は先ほどのエバラ食品工業の看板の道に通じているのです 中央の道を登っていきます いよいよ山道に入ります

直ぐに左手に山が見えてきました 電波塔が見えるので浅間山だと思います

この山道は農業や生活道路として利用されているようでほぼ全区間簡易舗装されています

ここの分岐は右へ進みます

こんな感じの登りが続きます 結構疲れます

電波塔の建物の横に着きました

2分ほど進むと鉄塔が見えてきました 浅間山の標柱を探します

一所懸命探しましたが、見つかったのは杉の木に取り付けられた名板でした 山名標柱を何故立てないのでしょうか?

座るところも無いので先へ進むことにします
少し下りになります

再び鉄塔が現れました 不動山が近いのでしょうか?

別の種類の鉄塔も立っています

未だ更に下っていきます

7~9分進むと左側の木に取り付けられた古びた看板が目に入りました 右の下にも小さな道標が見えました

よく見ると小さな文字で「不動山→」と記載された指導標でした

そちらを見ると、斜面を無理矢理に登った跡があります 地図アプリのGPSもここを指しているので間違いはないと思い、この足跡を辿って登ります

僅かな距離なので滑りながらも登りつきました 不動山登頂です 山名板が立つだけの寂しい山頂でした
座るところも無いので立ちながら中食用のおむすびを頬張り少し休んでから高山へ向かいます

山頂の南側にはしっかりした踏み跡が付いています こちらが正規の道なのだと思います

本道に戻ってきました 右へ進みます

悪天候によるものなのか倒木があちらこちらにありました

広い十字路に出ると小さなベンチが置かれていたので中食を摂りなおすことにしました

不動山山頂で食べられなかった中食すべてをここで頂き高山へ向け出発します

ここの分岐は左へ行くべきところ、間違えて直進して引き返しました

舗装路を下ってくると正面に高山が姿を現しました 頂上部のへこんだところが山頂です

不動山が見えないか振り返ってみました
この辺りは梅の収穫のため農家の方々の働く姿が多くなります 今が梅の収穫期なんですね 曽我は梅園としても有名なところです

変則十字路に出ました ここは「六本松跡」で現在は1本も松は残っていません

国府津駅や下曽我駅に下るにはこのトンネルをくぐっていくのが近いようです 僕は左方向へ進みます

7~8分で一本松に着きました 富士山の全景が望めるらしいのですが生憎の天候でダメでした

一本松付近から海岸方面の眺望です

梅林の間を縫って急坂の舗装路を登って行くと突き当りに国府津駅への道標がありこれに従います

右へ曲がる道の先にガードレール沿いに踏み跡を見つけました 少し迷いましたがやっと高山山頂への入口を発見しました

高山山頂には高圧電線の鉄塔と小屋が建っています また浴槽やハシゴなどの生活用品なども残置されていて、この小屋で生活していた人の気配が感じられました

高山は三角点名「曽我山」として四等三角点が設置されています 折角なので見つけようと探しましたが写真のように雑草に覆われ見つけることができませんでした
三角点マニアではないので直ぐに諦めました

下山は途中まで来た道を戻り、展望台経由で下曽我駅へ下ることにします

展望台からの眺望です ガスっていて残念です

こんな感じの舗装道路を下っていきます
今日の行程は、ほとんどが舗装された道でした 舗装道路は好きではないのですが、雨上がりだったので今回は良かったと思います

曽我丘陵が一望できる場所を駅周辺で探しているうちに駅への道がわからなくなってキョロキョロしている僕を見て、地元の親切な奥様が声を掛けてくださり、教えていただきました 助かりました
次回はどこの山を徘徊しようかな?

オオキンケイギク
〔特定外来生物〕

チガヤ

シモツケ

ホタルブクロ

マツヨイグサ

ユウゲショウ

ネジバナ

クサフジ? ナヨクサフジ?

トキワツユクサ