大 野 山

723m  神奈川県

2025年6月1日(日) 曇り
【メンバー】単独

谷峨駅(9:05)→(9:29)嵐登山口(9:32)→(9:52)トイレ(9:58)→(10:16)車道 →(11:01)大野山(11:44)→(11:50)犬クビリ分岐 →(12:40)地蔵岩コース入口(12:42)→(13:10)高架下 →(13:45)山北駅

【行動時間:4時間40分/歩行時間:3時間46分】

つぶらの公園から眺めた大野山です(左側のピーク)


大野山は、神奈川県立丹沢大山自然公園の一角に属する山です。山頂一帯が神奈川県立大野山乳牛育成牧場として利用されてきましたが、2016年3月末をもって廃止されました。その後、跡地には「薫る野牧場」と「大野山かどやファーム」が立ち上がりました。山頂部は、丹沢山塊、富士山や箱根の山々などの眺めが良いところです。
ドライブでつぶらの公園に寄ったときに登ってみたいと思っていましたが、いつでも登れるからと中々実現しないでいました。このところ同じ山ばかりに登っていたこともあり、たまには他の山にと考えていた時に思い出したのでした。初めて登る山ですので、行程は細かく記録することを心掛けました。
でも、下山時は御殿場線の発車時刻にばかり気が逸って、最後に山北駅着の写真撮影を失念してしまいました。歳のせいにしたくはないのですが…

御殿場線無人駅「谷峨駅」に着きました Suicaは使えません

谷峨駅前から大野山を遠望します 中央奥の山です

駅前の道路を御殿場方面に進み右に跨線橋を渡ります

道なりに左へカーブしながら下っていきます

下りきると左へUターンする標識があります

進むと下り階段があります
地元の奥様たちが草取りなどの道の整備をされていました「お疲れさまです」と声を掛けると「気を付けて行ってらっしゃい」と優しく返してくださいました

階段を下って左へ田植えが終わった農道を歩きます

嵐橋という吊り橋を渡ります 定員10人です

東京電力の小さな発電所が見えました

嵐橋を渡りきって左へ進みます

この道路は新東名高速道路の工事車両が通行するため、一列の左側通行を呼び掛けています

東名高速道路の高架橋が近づいてくると二又に分かれた右の道路を上って行きます

写真ではわかりにくいのですが、上り勾配はかなり厳しいものがあります

二又分岐から2回折り返した先で大野山ハイキングコースの看板が現れます ここで身支度を整えました

登り始めはこんな感じの階段が続きます

植林地に入ると勾配は緩やかになりました

動物除けの柵が現れます 右へも道が続いていますがこの柵を潜って直進します

広葉樹の中を歩くところもあります 新緑がキレイです

コンクリート製の階段を上がると林道に出ます

左折すると直ぐ右側に桜の大木と掲示板が現れます

掲示板には天然記念物「頼朝桜」の解説があります この付近一体の桜は源頼朝が植えたと伝えられているそうです

更に林道を少し進むと休憩コーナーとトイレがありました 少し休憩することにします

休憩所を出て舗装路を登っていきます

舗装路の突き当りは左の階段の方へ進みます

鉄塔の脇を通過します 山道はとても歩きやすいです

再び林道に出ました
休憩コーナーのところにはジャムなどの無人販売がありました 女性二人が品定めをしていました

丸太で土留めされた階段を登って行きます

視界が開け、海岸線が望めるようになりました 天候が良くないので富士山をはじめ山々は雲の中で残念でした

2つ目の鹿避け柵を超えます 扉はきちんと閉めて固定しなければなりません

うさぎとフクロウがお出迎えしてくれました ここが標高634m(スカイツリーと同じ)とのことです

丸太階段を登りきって左折します 山頂かと思っていましたが違うみたいです ガックリ

先へ進むと休憩所がありました 休まずに通過します

再び林道に出ますので左折します

舗装道路を登って行きます

舗装道路を左に分け、右の丸太階段を登っていきます
これは失敗で、先行した女性と同じように左へ行くべきでした

階段を登りきると鉄塔が見えました 大野山乳牛育成牧場で使用されていた鉄塔のようですが、何に使われていたのでしょう?

先ほど分かれた舗装道路と合流します 先行の女性は既に通過していました 右折します

先ほどから山頂を思わせる所に出ますが、また山頂ではありません 真っすぐの舗装道路を只管歩きます

やっと左側に山頂の標識が見えてきました

やっとのことで大野山山頂に到着しました
山頂は広い草原で東屋もあり、ハイカーが休憩しています 前方に小高い丘があるので行ってみます

小高い丘には馬頭観世音菩薩を祀った祠がありました お参りして中食にします
おむすび2個、ウインナチーズパン1個、ちぎりパン(チョコ味)の質素な中食を済ませ下山します

ハイカーの多くは谷峨駅方面へ下って行きますがどうしてでしょう?何か理由でもあるのでしょうか?少し不安になります
僕は予定通り地蔵岩コースを下ることにします

山頂から舗装道路を犬クビリ方面へ下っていきます 右前方に見える山の方向だと思うのですが…

5~6分でトイレがある駐車場に着きます トイレの外観は決して美しいものではありませんでした

犬クビリと呼ばれているところです 指導標がしっかり設置されているので道迷いすることはありません 真っすぐ直進します

直ぐに「薫る野牧場」への入口となり、右へ進むように促されます
「薫る野牧場」は先日、テレビ朝日の「ポツンと一軒家」で取り上げられました

牧場の際に設けられた長~い階段を下っていきます
ジャージー牛の親子が草を食んでいます 近くを通過するとき「モ~」と鳴かれました

階段を下りきって振り返りました 長い階段でした

このコースは、そのほとんどが植林地の中で、右側は深い谷で人一人が歩けるだけの幅の狭い山道を下ります

犬クビリから50分ほどで地蔵岩コース登山口に着きました ザックを下ろして水分補給をします

登山口からは舗装道路の下りになります ほとんど車が通らないので歩きやすいです

10分ほど下ったところにハイカー用の近道の看板があります ここは左折して行くしかありません

ここは廃校となった山北町立共和小学校です 校舎の一部は「くすの木」というお弁当屋さんに利用されているようです

共和小学校の直ぐ先を右折して下っていきます

更に下ると「丹沢クリステル&キャサリン姉妹」に出会いました 以前は大倉近くに居たのですが、こちらへ引っ越しされたようです

急坂を下ると右へUターンします ハイカーに許された特別道路です

この道路の勾配はかなり厳しく、コケなどにスリップしないよう注意が必要です 写真ではわかりにくいですね

ここは左折ですが、右側の道標の文字が消えかかっているので見落とさないように注意です

東名高速の高架下付近まで下ってきました ここからは道路歩きです

自動車道と近道の分岐点にある道標も可愛らしいです

道路歩きに嫌気がさしたころ、見慣れた風景が見えてきました もうすぐ国道246号線に出られます

御殿場線の跨線橋(山北橋)を渡り右折すると山北駅は10分ほどで到着します

山北駅に着いた写真を撮り忘れてしまいました (^^;