塔 ノ 岳
1,491m 神奈川県
ヤビツ峠バス停(8:10)→(8:27)富士見橋・登山口(8:52)→(9:51)二ノ塔 →(10:07)三ノ塔(10:17)→(10:43)烏尾山(10:46)→(11:07)行者ケ岳 →(11:38)書策小屋跡・中食(12:05)→(12:35)木ノ又小屋(12:44)→(13:28)塔ノ岳(13:50)→(14:42)堀山の家(14:52)→(16:04)大倉登山口 →(16:10)大倉バス停
【行動時間 8時間/歩行時間 6時間23分】
三ノ塔から表尾根を眺めます
中央の最高点が今日の目標、塔ノ岳です
丹沢の表尾根を歩いてきました。表尾根は2019年8月以来、約3年ぶりになります。
今までであれば休日の、増してゴールデンウイークの混雑が予想される日は避けてきたのですが、休暇の日に限って天候が悪かったり、私用ができたりと登山できる機会が少なく、6月の那須連山ツアーまでに体を作っておかなければならないとの焦りもあり、混雑は我慢して登ることにしたのでした。
案の定、秦野駅のヤビツ峠行きバス乗り場は、長蛇の列。運よく臨時便の2台目に乗車できましたが、おそらく5~6台分の登山客が待っていたと思います。
快晴で適当な風もあり理想的な登山日和となり、富士見橋の登山口からは、次から次と登山客が登って行き途切れることはありません。
それでも、山中に入ると広いフィールドですから徐々に分散し、鎖場で多少の渋滞はありましたが、登山道で待たされるようなことはありませんでした。
このところ登山機会が減ったことや年齢的なこともあり、先月の大倉尾根と同様に最後まで上手くペースが掴めず、山頂にはヘトヘトの状態で辿り着きました。
6月のツアーでメンバーに迷惑を掛けないようにトレーニングを続けていこうと思います。
ヤビツ峠バス停前です
駐車場は満車で路肩駐車する車が沢山いました
富士見橋で登山の準備やストレッチをします
いよいよ登山口から丸太階段を登り始めます
山肌が新緑に染まってきました
二ノ塔に着きました 先行していたツアーの皆さんが山頂を占領していました
休まずに三ノ塔へ向かいます 三ノ塔との鞍部からお約束の構図の富士山です
三ノ塔に着きました 休憩します
三ノ塔から眺める富士山です 雲一つない快晴です
三ノ塔を出て烏尾山(中央のハゲ山)へ一旦下ります 表尾根が一望できます
烏尾山に着きました 三ノ塔を振り返ります 避難小屋も見えます
烏尾山からアップの富士山です
烏尾山も崩落が進んでいます
山の新緑が綺麗です
行者ケ岳も別のツアーの皆さんで満員でしたので通過しました
いつもであれば、行者ケ岳で休むのですが、仕方なくこの先の岩場で休むことにして先に進みましたが、これは失敗でした。予定していた岩場も他の登山者で一杯で先に進むしかありませんでした。しかし天の助けか、鎖場に行列ができていて立ち休みすることができました。
鎖場を過ぎ、政次郎ノ頭へのやせ尾根を登ります
やせ尾根から振り返ると鎖場の列が長く伸びているのが見えました
書策小屋跡に着きました。ここで中食にします。
ベンチに腰掛けて大山を眺めながらの大休止です。
今日の中食は、妻のお手製の「味付きご飯のおむすび」3個です。一度に3個は多いので、1個は山頂で食べることにして残します。
少しすると行者ケ岳で追い越したツアーが到着し、12時15分まで中食休憩とのことなので、12時5分に出発しました。
新大日を通過し木製階段を下ります
木ノ又小屋に着きました
木ノ又小屋ではお約束の「CCレモン」をいただきます。
山頂まであと40分ほどですが、ここで鋭気を養って最後の登りを頑張るのが恒例となっています。炭酸飲料は爽やかな気分になって大好きな飲み物です。ペットボトルの半分ほどを一気飲みして残りはザックに入れ、ぼんやりと小屋のご主人が木の枝を切る作業を眺めていました。
のんびりもしていられないので、出発することにします。
小屋を出ると直ぐにマメザクラが咲いていました
花弁が大きく開かないのでたしかに白い豆のように見えるサクラです
先へ進むと二人連れの登山者が富士山をバックに撮影をしていました
更に進むと崩壊地です
尾根の崩壊地です
この崩壊地へ来るたびに崩壊が進んで拡大しているように思われます。う回路が整備されているのですが、いつまで通過できるのでしょう?
自然の前では、人間は非力なものであることを実感します。
この尾根を進むと最後の急登が待っています
尊仏山荘が見えます
塔ノ岳に着きました 多くの登山者が寛いでいます
歩いてきた表尾根を振り返ります
残ったおむすびを食べて大倉へ下山します
大腿の内側が攣りそうになっていたので堀山の家で休憩します。残っていた「CCレモン」も飲み切ります。
10分ほど休んで下山を再開します。
堀山への僅かな登りの場所で足の攣りが再発しましたが、結果的には通常時間で下山することができました。
運動不足ですね (^^;
ツルシロカネソウ
マメザクラ
ナツトウダイ