大 山
1251.7m 神奈川県
大山ケーブルバス停(8:20)→(8:34)追分駅 →(8:56)大山寺(9:05)→(9:30)阿夫利神社下社(9:50)→(10:40)16丁目(11:00)→(11:50)大山山頂(12:07)→(13:23)見晴台 →(14:24)県立伊勢原青年の家 →(15:00)日向薬師バス停
【行動時間 6時間40分】
見晴台から見える大山です
さすがに長すぎる行動規制に我慢できず大山を登ってきました。水曜日の割に登山者も多く、バスは満席でした。いつものように大山寺と阿夫利神社下社を参拝し表参道を登ります。2か月前に大倉尾根を登ったので、多少は歩けるかと思ったら大間違いで、こむら返りは出るし、太腿は上がらないし、散々な状態で山頂に着きました。年を取っての運動不足は、これほど体力が低下するのだと教えられました。大山山頂は、そこここに登山者が居て、皆さん寛いでおられました。山頂から東京都心方面をぼんやりと眺めていると、何だか眠気をもよおしてきます。昼寝してもいられないので自分に活を入れて、久しぶりに九十九曲がりを下りました。
8:20 大山ケーブルバス停を出発します
男坂と女坂の分岐は、無論女坂を大山寺に向かいます
木々の緑が濃くなってきました
來迎院に着きました。「おはようございます。今日は暑くなりそうですね。」休憩しているご夫婦にご挨拶して通過します。
大山寺へ真っすぐ伸びる最後の階段です。
大山寺(真言宗大覚寺派)に着きました。人を見かけません。今日は不動明王を拝顔しないで参拝して失礼します。少し休憩してから大山阿夫利神社に向かいます。
男坂と合流します。あと数十段の階段を上れば阿夫利神社です。
阿夫利神社に着きましたが、誰一人居ません。ケーブルカーが点検休業していることが影響しているのでしょうか?
小腹が空いたのでおむすびを食べてから、山頂へ向かいます。
大山登山口から急階段を登りきると阿夫利大神の石碑があります。「大山修験」は、加賀の国の「白山神社」を拝することが一過程であったことを知って、百名山最後の登頂を白山にしたことに何かの縁を感じます。
16丁目で中食を兼ねて大休止します。休んでいると続々と登山者が到着します。僕のようにおむすびを食べるような人は居ません。皆さん少しだけ休んで登っていきました。
食べ終わってぼ~っと市街を眺めます。涼風がとても心地よいです。出発するか、と立ち上がると若い鹿が目の前に現れました。急いで撮影します。
久しぶりに鹿を見かけました
鹿が居ることを到着した外国人に教えてあげましたが、カメラを用意する間に立ち去ってしまいました。とても残念そうでした。
25丁目に着きました。山頂まであと15分くらいですが、ちょっと立ち休みします。今日は呼吸が苦しいというよりも、足に力が入らなくて、筋力の衰えを感じます。
11:50 やっとの思いで大山山頂に着きました。お昼の時間なので皆さん長い休憩をしているので、そこそこの数の登山者が居ます。
日陰を探して休憩します。土留めの丸太に腰掛けながら、東京方面を遠望します。ここも涼風が気持ちよく流れます。眠気をもよおします。歩くのが嫌になってしまうので出発します。
久しぶりに雷ノ峰尾根を下ります。大山駒参道の街並みが見えました。
雨後にはドロドロになる雷ノ峰尾根は、綺麗に整備されて見違えるようになっていました。
途中の休憩ベンチで休んだので見晴台は通過します。登山者は少ないです。下社へは行かず、関東ふれあいの道から日向薬師へ下ることにします。
九十九曲がりの下り口に立つお地蔵さんです。日向の石工であった勝五郎が建てたもので高さ約1.7mあり「勝五郎地蔵」と呼ばれています。
杉の植林地の九十九曲がりを40分ほど下ると林道に出ます。クマなどと遭遇しなくて良かったとホッとします。
大山日向の登山口に降り立ちました。沢に降りようと試みましたが、護岸が緩んでいて崩れそうだったので、諦めました。冷たい水が目の前にあって顔も洗えず残念でした。
日向薬師バス停まで35分ほどの林道歩きが待っていました。
ヒメフウロ
シロバナミヤマクワガタ
サワギク