鍋割山~塔ノ岳

1,273m・1,491m 神奈川県

2014年4月13日()  曇り時々晴れ
【メンバー】  単独

大倉バス停(8:35)→(9:05)西山林道 →(9:41)神奈川水源森林つくり看板 →(10:05)二俣 →(10:25)ミズヒ沢分岐 →(10:48)後沢乗越(10:55)→(12:10)鍋割山(12:35)→(12:15)大丸 →(13:50)塔ノ岳(14:05)→(16:15)大倉

【行動時間 7時間40分】

鍋割山稜小丸手前からの鍋割山です 今日はバックに富士山が見えません


3週間前は、未だ春の気配が感じられない大倉尾根を歩きましたが、今日こそ春との出合を楽しみに鍋割山を歩きます。また、今日は新調した登山靴のテストを兼ねた山行でした。
大倉バス停前の山麓では八重桜が満開を迎え、道端にもたくさんの野草がお待たせしましたとばかりに花を開いていました。大倉から西山林道まで10分ほどの間を30分も費やしました。西山林道は一般車両通行禁止となっていてゲートが設置されていて驚きました。
山道に入るとどうも体がシャンとしないで、疲労感が増してきます。歳をとるとはこういうことをいうのでしょうか?後沢乗越から鍋割山山頂まで休み休みの登りとなりました。鍋割山山頂には大勢の登山者が名物「鍋焼うどん」をすすっていました。相変わらずの人気です。山頂からの眺望は無く、昼食弁当をかきこんで鍋割山稜を塔ノ岳へ向かいます。鍋割山稜のブナは未だ新芽が出てなく、まだまだの様子でした。塔ノ岳の登山者もやや少ないような気がしました。
何時ものように大倉尾根を下り帰途につきましたが、とても疲労感を感じた山行でした。でも新調の登山靴だけは元気に足をサポートしてくれました(^^)

鍋割山稜大丸付近からの塔ノ岳 寒々しい冬枯れの山の表情です

ムラサキケマンの群落です

タチツボスミレ

ヒメオドリコソウ
花の形が笠を被った踊り子の姿を思わせることから付いた名前

オオイヌノフグリ
実の形が犬のタマタマに似ていることから付いた名前

キランソウ 別名:ジゴクノカマノフタ
生薬であり、病気を治して地獄の釜に蓋をするということから命名

カントウタンポポ

言わずと知れた ツクシ

トキワハゼ

ビオラ 園芸種

スイバ

ホトケノザ
花を囲むよう対生する葉の形が仏の台座に見えることから命名

シバザクラ 園芸種
どこかの民家から種が飛んできたのだと思います

スミレ 学名:マンジュリカ
日本中どこでも見られるスミレですが山地では見かけない

クサイチゴ

カキドオシ

ヤマルリソウ

ミミガタテンナンショウ

ニガイチゴ

西山林道は、一般車の通行が禁止されました
倒木、崩落の危険度が高まったようです

神奈川県が建てた 「かながわ水源の森林づくり」の立派な看板の前を通過します

二俣の手前にある「尾関廣」氏の胸像が建つ休憩場所からの風景

二俣に着きました 何人かの登山者と出会いました

ミズヒ沢出合に着きました ここから登山道が始まります

登り始めだけが少し急な道です
毎年出会うエイザンスミレは見かけませんでした

マルバスミレでしょうか?

タチツボスミレです

ミツバツツジが咲き始めました

後沢乗越です ここから尾根道を1時間ほど登っていきます

やや急な尾根道が続きます

鍋割山山頂には多勢の登山者がくつろいでいました
鍋焼きうどんが人気の山荘です

鍋割山稜の大丸付近からの大倉尾根です
花立山荘も見えます 中央奥は大山です

塔ノ岳山頂に着きました
今日も何だか疲れました 歳のせいでしょうか?

塔ノ岳山頂から望む 中央が蛭ケ岳、右に鬼ケ岩ノ頭、不動の峰と続きます
少し休んでから大倉尾根を下りました 疲労感タップリの山行となりました
翌日から数日間は筋肉痛に悩まされることになりました 運動不足ですね(^^;