塔 ノ 岳

1,353m  神奈川県

2014年3月23日()  晴れ
【メンバー】  単独

大倉バス停(8:45)→(9:14)観音茶屋 →(9:29)雑事場 →(9:31)見晴茶屋(9:37)→(10:08)駒止茶屋→(10:28)堀山の家(10:40)→(11:14)花立下(11:17)→(11:29)花立山荘(11:35)→(11:51)花立→(12:22)塔ノ岳(13:10)→(15:30)大倉バス停

【行動時間 6時間45分】

塔ノ岳山頂 今日は登山者が少なかったです


空は朝から綺麗に澄み渡り、登山日和となった日曜日、恒例の丹沢大倉尾根をピストンしてきました。日曜日の割に渋沢駅発のバスに乗込む登山者が少ないのは、皆さん残雪を考え登山を控えたのでしょうか?
どんぐりハウスの掲示板には、塔ノ岳山頂の残雪30センチとありましたが、登ってみたら溶けてほとんど土と化していました。
大倉尾根も例年になく開花が遅れていて、大倉尾根登山口付近で数輪のタチツボスミレを見かけただけでした。今日のような陽気が続けば一気に春になることでしょう。
今日の登山道には、6~7歳の子供連れのパパの姿が目立ちました。子供が嫌がらずに歩いているところをみると、連れているお父さんが上手くリードしているのだと思います。とてもほほえましい光景でした。
ところで私は、春を探しながらのスローペースで歩きはじめましたが、駒止茶屋を過ぎる辺りから、体が重くなり堀山の家では大休止をする始末。多少雪で歩きにくかったとはいえ塔ノ岳山頂まで3時間40分もかかってしまいました。これでは、夏の北アルプス裏銀座縦走も思いやられます。体力の衰えが身につまされた山行でした(^^;しっかりトレーニングを積まないと…。

8時45分 大倉バス停を出発します。真っ青な快晴の空です。

農家の庭先のミツマタは満開でした。

セントウソウも咲き始めました。人気のない小さく地味な花です。

白い小さな花が咲きはじめました。タネツケバナでしょうか?

克童陶房の窯場です。いつもひっそりとしています。

観音茶屋はお休みのようです。雪のためか屋根の波板が割れていました。
(・・・下山の時には開店していました。)

大倉高原山の家への分岐です。老夫婦が休息していました。

雑事場です。ここのベンチで休憩する登山者も多いです。
僕は少し先の見晴茶屋で休みます。

見晴茶屋に着きました。ここで小休止をとります。
秦野市街地が望めます。

見晴茶屋の先から岩混じりの道が始まり、更に進むと丸太階段となります。

一本松を過ぎて平坦路になるとベンチがあります。
ここからは富士山が見えるようになります。夏場は木の葉で見えません。

10時08分 駒止茶屋に着きました。
初めて大倉尾根を登ったときに足の治療をした茶屋で、思い出深いです。

向こうに表尾根の三ノ塔と烏尾山が望めます。
大倉尾根より雪が多いようです。

堀山の家の直上からの富士山です。まだ真っ白です。

茅場平へ向かう丸太階段の道です。何だか体が重いです。

花立手前のガレ場の登りです。疲れています(^^;

花立の丸太階段の登リ口で一休みします。
富士山が良く望めるところです。

花立の丸太階段が始まります。マイペースでのんびりと登ります。

11時29分 花立山荘に着きました。
またここで一休みです。今日はいつもより休みが多いです。
あと塔ノ岳山頂まで30分ほどです。

花立山荘前からは、秦野市街や真鶴半島が一望できます。

花立の山頂に着きました。塔ノ岳や蛭ガ岳などが望めます。

檜洞丸、大室山や蛭ガ岳がきれいに見えます。

金冷シ手前の尾根が崩壊していて、渡り板が取り付けてありました。
登山道を整備してくださる方がいるお陰で私たちが安全に登山が出来るのですね。感謝です。

この辺りから残雪が目立ってきました。
雪は腐ってシャーベット状なのでとても滑りやすいです。

檜洞丸とその奥は大室山でしょうか?

12時22分 やっと塔ノ岳の山頂に着きました。
富士山や雪を頂いた南アルプスの山々が連なって見えます(^o^)

山頂で昼食にします。
定年のお祝いに会社のメンバーが贈ってくれたジェットボイルを使います。

ゆっくり40分ほど昼食休息して、往路を戻りました。

何度も歩いている大倉尾根でしたが、何だかとても疲れました。
しっかりとトレーニングに励まなければならないと思います。