大山初詣

1,252m  神奈川県

2014年1月12日()  晴れ時々曇り
【メンバー】  単独

あたご滝バス停 → 追分 → 大山寺 → 阿夫利神社下社 → 阿夫利神社奥宮(大山山頂) → 見晴台 → 阿夫利神社下社 → 大山ケーブルバス停

【行動時間 5時間】

大山山頂


恒例の大山初詣に行ってきました。
昨年の同僚中島さんとの川苔山山行以来、40日ぶりの山歩きで、全く運動をしていなかったため体力に不安がありましたので、登山者が多いルートを歩くことにしました。
今日の目的は、家人のケガ平癒を祈願しての参拝です。
伊勢原駅からのバスは連休でもあり増発便がでるほど盛況で、参拝客と登山客が重なって道路も混雑し、「大山ケーブル」バス停二つ手前の「あたご滝」で下車して歩かされるはめになりました(^^;
今年もアクシデントが続くのか~??

こま参道の階段を登り、追分から大山寺へ向かいます。大山寺へは女坂を登ります。今年は、少し暖かいのか沢沿いの道の凍結はありませんでした。

最後の長い階段を登りきると大山寺に着きます。この大山寺周辺は、紅葉の名所として知られています。

大山寺の山号は雨降山(あぶりさん)といい、本尊は不動明王で、鉄造不動明王二童子像とともに重要文化財に指定されています。

大山寺の参拝を済ませて、石段を登っていくとケーブルの軌道横を通過するところで、ケーブルカーに出会いました。何年ぶりかの出合いに何だか嬉しくなりました。

大山ケーブル下社駅前の広場には、若い制服姿の団体が集合していました。お正月だけあって、すごい賑わいです。
阿夫利神社下社の参拝を済ませてから、山頂の奥宮へ登ろうと考えていましたが、参拝客の長蛇の列に並ぶ気持ちになれなかったため、先に奥宮に登ってからもう一度、下社へ戻ってくることにして、下社横の急階段を登りはじめました。
登山道には僅かに雪が付いていましたが、アイゼンを付けるほどではなく、歩けるところまで行ってしまいます。

16丁目の広場で小休止します。
首輪に発信機を付けた痩せ細った犬がウロウロしていました。飼主は近くに居るのでしょうか。

20丁目の富士見台では、久しぶりに富士山を見ることが出来ました。ラッキー!今まで富士見台の割りに富士山が見えたことがあまりありませんでした。

大山山頂へ着くまで、2度ほど足が攣りました。ストレッチもしないで歩き始めたツケですね。次第に凍結した残雪が増えてきたため25丁目からアイゼンを着けました。
山頂は満員御礼状態で、腰掛ける場所もないため、裏の鉄塔下で昼食にします。

山頂では太陽が顔を隠してしまい北風も強く、長居できる状態ではないので、ラーメンをかきこんで早々に下山することにしました。

見晴台方面へ下山を始めると、前方が長蛇の列になっています。アイゼンもストックも持たないで雪道を下っている人が先頭に居ました。危険ですね。
足がおぼつかない人を追い越すまでに相当の時間を費やしてしまったので、急ぎ足で見晴台へ向けて下りました。

見晴台にも大勢の登山者が休息しています。少し立ち休みをして下社へ急ぎます。
下社で家人の「病気平癒」「足腰健康」のお守りを求め、どこにも立ち寄らないで、一目散で帰途につきました。

【おまけ】下山中に小走りしたためか、ザックに括りつけてあったストックを何処かで落としたのを気付きませんでした(^^;
これで僕の厄が落とせたら安いものだと考えることにしました。でも本心は悔しいです。