塔 ノ 岳
1,491m 神奈川県
ヤビツ峠 → 二の塔 → 三の塔 → 烏尾山 → 行者ケ岳 → 新大日 → 木ノ又大日 → 塔ノ岳 → 花立 → 堀山 → 雑事場 → 大倉
【歩行時間 6時間20分】
木ノ又大日付近の塔ノ岳です 霧にまかれています
2月下旬に陣馬山から高尾山を歩いて以来、仕事が忙しくて時間が取れず1ヶ月半ぶりの山行に丹沢表尾根を歩いてきました。
このところ若い登山客が増えて東丹沢は大変な混雑になってきました。若者が山に親しんでくれることはとても喜ばしいことですが…。この日もヤビツ峠行きのバスは定刻前に臨時便が増発され、僅かな隙間に飛び乗りました。
朝から日差しはありますが、立ち止まっていると寒いと感じるほど強い風の中のスタートとなりました。
それでも思いもよらずスミレなど春の花に出会えることができました。春は草花や木々が一斉に活発になり、生命の息吹きが感じられる目覚めの季節です。
富士見橋までの道端に咲いていたエイザンスミレ
久しぶりの山歩きなのでいつも以上にユックリ歩行を心掛けました。
三ノ塔まで一気に登ることができたので、体力はそれ程落ちていないようです。と思っていましたが行者ケ岳に着くころには、ヒラメ筋が悲鳴を上げ始め、新大日を越えたところで、中食を兼ねて大休止をしなければならないくらいに疲労していました。
木ノ又大日の小屋を過ぎて最後のザレ場は気力だけで登りました。やはり、この年になると欠かさないトレーニングが必要なんだと痛感します。
山頂では強風の中、多くの登山者がそれぞれに寛いでいましたが、僕は数分滞在しただけで、直ぐに大倉に向けて下山してしまいました。
今までと同じペースで大倉登山口まで2時間で下山できましたが、翌日からの三日間は激しい筋肉痛に襲われることになりました(^^;
歩けるか不安な気持ちで望みましたが、少し自信を取り戻すことができたことは成果でした(^^v
いつもなら富士山が見える二ノ塔と三ノ塔との鞍部です
残寝ながら塔ノ岳山頂(1491m)は眺望がありません
山頂には強風の中でも多くの登山者で賑わっていました
堀山を過ぎた辺りにはマメザクラが咲いていました
こちらはタチツボスミレです
登山口で見掛けたアブラチャンの花? 木の名は良く分かりません(^^;
林道出合に咲くキブシの花です
堀山付近で見つけたシロバナアケボノスミレかシコクスミレ
ナツトウダイ
ヤマルリソウ
キランソウは「地獄の釜の蓋」という別名があります
大倉登山口に咲いていたシャガです
土砂が崩れるのを防いでくれます