大 山
1,252m 神奈川県
蓑毛バス停(9:30)→(10:45)ヤビツ峠(11:00)→(12:45)大山(13:45)→(14:45)見晴台(14:47)→(15:20)下社(15:30)→(16:05)追分
【行動時間 6時間35分】
塔ノ岳から望む冬の大山です
初詣と知人の御守り入手を兼ねて大山を登ってきました。
久しぶりにメインルートを登るつもりでしたが、石段の残雪は厄介なので、いつもの蓑毛からヤビツ峠に出て、イタツミ尾根を登ることにしました。実はこれが失敗で、60cmほどの雪道を登る羽目に(^^;
蓑毛のバス停から抜きつ抜かれつしていた父子の小学二年生の男の子は、ヒョイヒョイと登っていきます。
ある程度、踏み跡はあるのですが、重量級の僕が脚を下ろすと踏み抜いてしまいます。そんなことを繰り返しながら、25丁目でメイン参道と合流すると一気に登山客が増えます。皆さん滑り止めのアイゼンを履いて山頂間近を登っています。僕は装着が面倒だったのでアイゼンを履いていませんでした。
山頂には大勢の登山者が思い思いにくつろいでいます。相模湾がキラキラ輝いています。奥社の横のベンチでお約束のラーメン定食を食べます。
食後に奥社の裏手へ回って富士山と雪景色の丹沢山塊を眺めます。
左側の白い山が大山です 蓑毛バス停前から
風がとても冷たく長居できないのでさっさと下山することにします。
ステップを利かせて歩くと凍っていない雪道はあまりスリップしません。快調に下っていくと例の父子に追いつきました。ガンバってと声を掛けて追い越していきます。
途中で新品の簡易アイゼンの落し物がありました。以前、僕が金時山で落としたものと同じです。手にぶら下げて下っていくと、登ってくる男性が僕の持ち物に気付きニコニコしながら近づいてきました。迷子になったアイゼンは無事持ち主の手に戻りました。ヨカッタ ヨカッタ(^^;
展望台からお守りを買いに下社に向けて歩き始めると、通行禁止のプレートが…。崖崩れのようです。困った。
他に下社へ行く道は無いしと思案しているところに現れた中年の単独登山者との協議して、二人で進めるところまで進んでみることにします。確かに登山道が何箇所か崩落していましたが、歩けないこともなく、大きな難所も無く通過できました。観光客も歩く道なので安全のために通行禁止にしたのだと思います。
下社で無事にお守りを買い男坂を下ってバス停まで歩きました。
心配していた男坂の階段には残雪も無く、杉の木が傘になって雪が積もらなかったみたいです。ルート選択を間違えて余計な苦労をした新年登山でした(^^;
春岳沢を丸太橋で渡ります 団体さんを追い越します
雪道でも深くないので容易に歩けます 樹林帯だからですね
秦野市の市街地が望めます 相模湾がキラキラ輝いています
所々に倒木が登山道を塞いでいます 先行する父子に追いつきました
少し積雪が深くなってきました
ヤビツ峠でお休みします ベンチも雪に埋もれています
イタツミ尾根を登ります 60cmくらいの積雪です
雪道を歩くと何かワクワクします 童心に返ります(^^♪
25丁目合流点手前では眺望が広がり、富士山や丹沢山塊が見えてきます
大山山頂から丹沢山塊を眺めます 風がとっても冷たいです
先月あの稜線をN氏と歩いたな~ などともの思いにふけります
見晴台まで下ってきました 積雪のために予想以上に時間が掛かりました
ここから下社に向かう道に通行止めのプレートが掛かっていました
通行止めの崩壊場所を通過し終わりました 重量級は慎重にも慎重に!
中央上辺りから左方向へのトラバース道が崩壊
ここは崩落が頻発している場所でした
ここの沢筋でも崩落が… 工事が中断していました
阿夫利神社下社で初詣します お守りも無事入手できました