秋田駒ケ岳

1,637m 秋田県

2012年9月8日(土)  晴れ
【メンバー】 妻 & 私

八合目登山口(8:50)→ 片倉展望台 → 阿弥陀池分岐 → 男岳(1623m)→ 阿弥陀池分岐 → 阿弥陀池避難小屋 → 男女岳(女目岳・1637m)→ 阿弥陀池避難小屋 →阿弥陀池分岐 → 片倉展望台 →(14:30)八合目登山口

【行動時間 5時間40分】

ホテルの窓から秋田駒ケ岳 左が男女岳、右が男岳


秋田駒ケ岳は、2011年7月に訪れたことがあり、その時は時間の都合もあり霧の中を最高峰の男女岳(女目岳)だけに登りました。後に知ったことですが、男女岳は秋田駒ケ岳の寄生火山で、男岳、女岳、小岳や横岳の外輪山が本家であったようで、ちょっぴりショックでした。
今回は、時間の余裕を持って男岳と男女岳の二つのピークを踏むことにしました。男岳に登らなければ、秋田駒ケ岳の本当の良さや全容を知ることはできないように感じました。

夜明け前の秋田駒ケ岳 ホテルの室内から


天候にも恵まれ、私たちが過去に登った岩木山、鳥海山、岩手山、八幡平や早池峰などの東北の山々も望むことができました。期待していなかった花も何種類かに出会えることができ、とても充実した山行となりました。
股関節の故障を持つ妻でも時間を掛ければ登ることができましたので、初心者の方にはお勧めです。是非、友人のN君たちを連れて再来したいと思います。
下山後の温泉も”Good”です (^^♪

駒ケ岳八合目駐車場です
土日の自家用車規制なのに駐車車両があります??

登山口で地図を確認する登山者 私たちはノンビリと出発です

八合目の避難小屋、トイレ小屋です

旧道への道です 崩壊していて通行禁止となっていました

八合目避難小屋がいつのまにか小さく見えるようになっていました

男女岳の山腹を巻き込むように緩やかに登っていきます

振り返ると乳頭山(烏帽子岳)の特徴的な山頂が見えてきます

トリカブトの群生地を横切ります

片倉展望台に着きました
ここからは田沢湖が見えるようになります

片倉展望台から北方面には岩手山も顔を出しました(右奥)

遠くには森吉山が見えます
左下の白い建物は宿泊したホテルです

片倉展望台を出て山頂を目指します
ここからの山容は磐梯山に似ています

右のピークは男岳の山頂です
ここはエゾオヤマリンドウのお花畑でした

エゾオヤマリンドウが群生しています
ここを越えると平らな湿原に出ます

湿原の木道を歩きます
ここも季節にはお花畑になるところです

男岳への分岐です 左前方には阿弥陀池が見えます

男岳へ登っていきます

僅かですが岩場を急登します
正面が横岳、右の火口のようなところが小岳です

男岳と横岳との鞍部に出るとカルデラの様子が良く分かります
正面は女岳、右のピークが男岳です

ススキやアザミの花を見ると「もう、秋なんだなあ」と思います

男女岳と阿弥陀池です
中央遠方には岩手山が雲に浮かんでいます

もう少しで男岳の山頂に着きます
アキアカネが大群で飛んでいます

男岳の山頂に着きました 社があります

女岳から流れた溶岩の跡が、今でもハッキリと認識できます

阿弥陀池を遠望します

宿泊したホテルの白い建物が見えます

男岳を後に、今度は左に見える男女岳に登ります

阿弥陀池まで下り、木道を避難小屋脇の男女岳の登山口まで歩きます

男女岳の登り始めは岩畳の道です 歩きにくいです

少しすると木材で土留めされた階段を登るようになります

男女岳山頂に着きました 妻は初登頂です 昼食にします
昼食はおにぎり弁当、卵入りラーメン、ぶどうパン、コーヒーとフルコースでした

山頂を後にします

阿弥陀池の縁に設置された木道を歩きます
数人の休息する登山者が居ます

往路を下山します 間もなく片倉展望台に尽きます

トリカブトの群生地です 青紫色が鮮やかです

崩落地(旧道)も見えてきました 間もなく八合目駐車場です
八合目駐車場には丁度下山するバスが停車しており、待たずに乗り込みました

登山バスの終点「アルパこまくさ」に着きました

公営の温泉施設でとても綺麗でお勧めの温泉です 是非どうぞ!


【 2012/9/9 おまけの抱返り渓谷 】

角館駅前ではお祭りの山車が出ていました

抱返り渓谷の入口です

神の岩橋 立派な吊橋です

コバルト色の綺麗な流れです

茣蓙の石:抱返り渓谷の奇石の一つで、ゴザを数枚敷くことができるほどの巨石で、上面は平滑です

誓願橋 眼下には清流が流れます

手彫りのトンネルを何度か潜ります

水門です ウェーブ型のダムです

回顧の滝(みかえりのたき)
抱返り渓谷随一を誇る名所として多くの人に親しまれています
この先は遊歩道の崩壊により通行止めとなっていました 残念!

渓谷の雰囲気はこんな感じです