大 岳 山
1,267m 東京都
大岳鍾乳洞入口バス停(8:52)→(9:16)大岳キャンプ場 →(9:21)大岳鍾乳洞 →(9:26)小滝 →(9:36)林道終点(9:43)→(9:50)大滝分岐 →(9:53)大滝 →(9:58)大滝落ち口 →(10:57)馬頭刈尾根合流 →(11:03)桧原白倉分岐 →(11:05)ベンチ(11:10)→(11:28)大岳山・鋸山分岐 →(11:37)大岳山荘 →(11:52)大岳山頂(12:06)→(12:42)御岳山分岐 →(13:00)小高岩山展望台(13:17)→(13:40)高岩山 →(13:56)ピーク →(14:09)炭焼き窯跡 →(14:52)養沢神社 →(14:53)大岳鍾乳洞入口バス停
【歩行時間 5時間26分】
陣馬山方面からの大岳山
8月10日から予定されているベンチャースカウトキャンプでの山登りの下見に奥多摩の大岳山を登ってきました。
大岳山は過去に2回ほど登ったことがある山ですが、今回は大岳キャンプ場から登るコースで、帰路は歩く人が少ない「サルギ尾根」を下る計画で、今回初めてのチャレンジです。
朝8時20分武蔵五日市駅発のバス停には、既に大勢の登山者が集まっていて乗り切れるか不安でしたが、多くが数馬方面行きの人たちで、小型のバスが丁度一杯の状態で出発しました。
途中、若者グループが馬頭刈山登山口で下車しましたが、大岳鍾乳洞入口バス停で下車したのは私一人だけでした。寂しー(^^;
熊出没の看板にちょっとビビリます。
大岳鍾乳洞入口バス停付近です。
正面に見えるのが養沢神社で、赤い橋は大岳沢に架かる橋です。
橋の手前の林道を左に入って行きます。
歩き始めて15分ほどで、砕石場を通過します。
砕石場のトンネル状の雁木を潜ります。
真っ暗ではないのでランプは不要です。
大岳沢と林道の間にある大岳キャンプ場に着きました。こぢんまりしたキャンプ場です。
テントが一張ありました。ひと気は無く、何処かお散歩にでも行かれたのでしょうか。
大岳鍾乳洞の建物です。
ご老人が店番をしていましたが、立ち寄りもしないで進んでしまいました。あの方が95歳のおばあちゃんだったのでしょうか。
舗装道路を少し行くと、岩を流れ落ちる一筋の滝が現れました。
小滝と看板がありました。細い流れですが美しく、私の好みの滝です。
さらに進むと林道の終点になります。ここから登山道に入ります。
少し休憩を取ります。
林道終点から直ぐに木製の橋を渡ります。
この先、何度も大岳沢を渡り返します。
飛び石を渡る箇所もあります。
増水すれば水中を歩かなければなりません。
大滝との分岐です。直進して大滝へ立ち寄ります。
分岐から僅かで大滝に着きます。綺麗な滝です。
滝の落ち口へ近づいてみました。
透き通った清流が流れ落ちています。
木製の橋を渡ります。
老朽化しているので、複数人で渡ってはいけません。
清流の際の岩の上を渡ります。スリップに注意です。
沢沿いの道は涼しくて快適です。コケも綺麗です。
馬頭刈尾根まで1Kmの道標です。
ここから少し傾斜が厳しくなります。
下草が生える道を歩きます。足元が露で濡れます。
丸太で土止めされた階段を登ります。尾根が近いことを感じます。
馬頭刈尾根に出ました。
広場も無いので、もう少し登ってから休むことにします。
ここまで、誰一人として会いませんでした。
桧原白倉の分岐を過ぎます。
ベンチが3台設置されているところで小休止です。
霧で展望はありませんが、ここからは富士山も見えそうです。
鋸山・御前山方面との分岐です。大岳山荘は右へ行きます。
トラバース気味の高低差が少ない道です。
ここで初めて一人とすれ違いました。
大岳山荘です。既に廃業しているようで荒れています。
以前来たときにはテラスから富士山を眺めたのですが、寂しいです。
大岳山荘上の広場で一人の登山者が出立準備をしていました。
大岳山方面へ登っていきました。
鳥居をくぐって大岳山へ向かいます。ここは大岳神社の境内です。
直ぐに大岳神社に着きます。
一人の登山者が昼食を兼ねて雨宿りをしていました。
挨拶を交わして、そのまま通過します。
少し登ると岩場になります。
取り付きの岩がやや段差がある程度で、難なく通過できます。
岩場を上から見下ろします。
小学生低学年くらいの子も一人で歩いています。
大岳山頂に着きました。雲に囲まれて眺望は全くありません。
天候に恵まれれば、富士山も見えるのですが…。
山頂には5~6組、10人前後の方々が休憩しています。
山頂で立ったままパンをかじって昼食です。
長居しても仕方が無いのでさっさと下ります。
大岳神社の社です。小さな神社です。
ここから御岳山方面へ向かいます。
日本山岳耐久レースの55Km地点の標識です。
芥場(アクバ)峠の分岐です。団体さんが行き先を決めかねているようでした。雨ですからね~(^^;
ロックガーデン・御岳山方面は一般的な登山コースです。私は「上高岩山 サルギ尾根」方面へ進みます。
分岐です。左が尾根通で右がトラバース道です。
岩を巻いて登山道が付けられています。
小高岩山の展望台に着きました。中年のカップルが休んでいます。
この日、山中でお会いした最後の方々です。私も長めの休憩をします。
展望台からは、ここを下るのかと言わせるザレの急傾斜の道となります。ズルズル滑りながら下ることになります。注意が必要です。
何度か登り下りを繰り返し、高岩山へ着きます。
両側が落ちた痩せた尾根も現れます。
足元は安定しているので恐怖は感じません。
ベンチのあるピークに着きました。名もないピークのようです。
炭焼き窯跡です。昔は植林地の木々を焼いていたんですね。
急傾斜の植林地を下ります。
このコースは緩斜面は少なくほとんどが急斜面です。
人を馬鹿にしたような急な下りです。養沢神社の屋根が見えます。
最後の急斜面の下りです。木の根が滑るので慎重に足を運びます。
急坂を下りきると養沢神社の境内です。カメラがカゼをひきました。
今朝スタートした大岳鍾乳洞入口バス停に戻ってきました。
大岳沢沿いの登りは、清流の涼風があって夏でも歩けそうです。
下りの「サルギ尾根」は、しっかりした靴をはいていないと、スリップで悩まされます。
初のコースでしたが、自分にとっては面白い山行となりました。