大 山
1,252m 神奈川県
蓑毛バス停(9:55)→ ヤビツ峠 →(イタツミ尾根)→ 大山山頂 →(本坂)→ 下社 → 大山寺 →(16:03)追分
【歩行時間 6時間8分】
新年最初の登山に行ってきました。前回登山隊を結成したメンバーとの山行を予定していたのですが、仕事や家庭の都合で男性二名が急遽欠席となり、私にとっては女性陣に囲まれての光栄な登山となりました。
秦野地方は夜半に雪が降ったようで山が白くなっています。ヤビツ峠行のバスは路面凍結のため蓑毛止まりでの運行です。冬のシーズンではよくあることです。今日は快晴で気温も低めなので山頂からの眺望が期待できそうです。誰かが「今日は雨男がいないからかな~?」とブラックジョークをとばしていました。
当初、蓑毛越を経由する「みのげ道」で下社へ登り、本坂で山頂へと考えていたのですが、雪の付き具合が分からなかったので、安全度の高いヤビツ峠からイタツミ尾根を登ることに変更しました。春岳沢沿いの林道を進み、雪が固まり滑りやすくなった丸太橋を慎重に渡り、髭僧の滝の分岐を右に分け植林帯を登ります。
樹間から秦野市街が望めるところを通過し、左側にヤビツ峠に上がる林道のガードレールが見えてくると、ヤビツ峠はもうすぐです。
予想以上に雪が残っているヤビツ峠で小休止の後、イタツミ尾根の階段を登っていきます。左後方には二ノ塔の向こうに富士山も競り上がってきます。メンバーから歓声が上がります。皆も富士山が好きなようです。見ることができて本当によかった(^0^)
イタツミ尾根では一番の眺望ポイントである本坂との合流点付近で眺望を楽しみます。今回参加するはずだったTaishiさんと2年前の春に来たときは雲に隠れて見ることができませんでした。雨男というのは本当かもしれませんね??(彼に見せてあげたかったな)
本坂を10分ほど登ると鳥居があり山頂に着きます。奥宮でお参りを済ませ、外国人の単独登山者に記念撮影をしていただいてから昼食です。
朝が早かったのでお腹がペコペコです。食後に女性陣は上社でおみくじを引いたりして、何だかとても楽しそうに過ごしていました。
女性陣が人文字で「山」を表現してくれました 感激(^^)v
山頂の東側に広がった関東平野を眺め、奥宮の裏側から富士山や丹沢山塊の眺望を楽しんでから、本坂を下社に向けて下山します。
時間を掛けて簡易アイゼンを装着して下り始めましたが、予想以上に残雪は少なく直ぐに外すことになってしまいました。
読みが甘かった~。皆さんゴメンナサイ。
でも滑りやすい道なので注意して下ります。
何度か尻餅をつきそうになりながら、最後の急な階段を下り下社に着きました。
下社でも皆でお参りをします。
またまた女性陣はおみくじです。
上社で引いたおみくじより良くなったと喜んでいました。良かったね(^0^)
下社からは見晴台を経由して日向薬師へ下る計画でしたが、時間の関係から大山寺を経由して追分に下ることにします。
急な石段を何段も下り、大山寺で厄除けの「かわらけ」を見学します。「かわらけ」とは、直径6センチほどの土器(かわらけ)を谷間に2枚投げて厄を落とすというものです。私も来年は前厄になるのでやってみようと思います。
大山寺から下る谷間の参道は、雪が固まっていてツルツルです。メンバーの皆も慎重に足を下ろしています。
今日はコース選択を間違えたようです。でも何とか無事に追分に下り、こま参道の旅館で入浴してサッパリしてから反省会の会場へ向いました。
皆さんお疲れ様でした。コース選択が悪くてごめんなさい。これに懲りずまたご一緒してください。