丹 沢 山
1,567m 神奈川県
大倉(7:30)→ 大倉尾根 → 塔ノ岳 → 丹沢山 → 塔ノ岳 → 大倉尾根 →(15:45)大倉
【行動時間 8時間15分】
不動の峰方面からの丹沢山です
2007年10月以来、3年ぶりに丹沢山へ登ってきました。
日帰りで手前の塔ノ岳までは何度も登ってはいても、その約1時間先の丹沢山へは、なかなか行かなかったのは何故だったのでしょう?正味4時間程度の登りは今では普通になっていたのに、何故だか身近にあった丹沢山を忘れていました。
最近会社の先輩から念願の丹沢主脈を縦走し「みやま山荘」に泊まったという話を聞いて、それで丹沢山のことを思い出し、久しぶりに行ってみようと思い立ったのでした。
大倉尾根登山口です 紅葉が未だ残っています
大倉尾根から塔ノ岳へ登り、日高(ひったか・1461m)、竜ケ馬場(りゅうがばんば・1504m)という2つのピークを越えていきます。
見晴茶屋から秦野市街を見下ろします
みやま山荘の建つ丹沢山に立ち、その時点で余裕があれば丹沢三峰を越えて宮ケ瀬の方へ下る計画をして出発しました。
堀山の家には大勢の中高年登山者が集っていました
何かの集会でしょうか
花立への連続階段です
今日は登り口で休憩することにしました
花立山頂から塔ノ岳を望みます
塔ノ岳山頂に着きました
風があって寒いです おそらく氷点下だと思います
日高(ひったか)の山頂です
塔ノ岳1.5km.丹沢山1.1km.の標識があります
塔ノ岳までは順調に歩きましたが、塔ノ岳からのアップダウンで少しペースを上げてしまったためか、竜ケ馬場に着くころには空腹も手伝い、体に力が入らなくなってしまったのです。
竜ケ馬場へは一旦下って登り返します
気持ちの良い尾根道ですが、今日は風がとても冷たいです
これは完全にエネルギー不足の状態で、イカンと思いテーブルが置かれた竜ケ馬場で昼食を採ることにし、ガスストーブをセットし食材を鍋に入れて点火しようとした時、ライターが無いことに気付きました。
竜ケ馬場のテーブルです
予備用のストック袋にもライターが無く、この日に限って着火装置なしのストーブだったため、食事を作ることができません。誰か来ないかと暫く待ちましたが、ここまで足を延ばす登山者は少なく、やむを得ずに、みやま山荘のある丹沢山まで歩くことにしました。
丹沢山山頂です みやま山荘が建っています
ヘロヘロになって着いたみやま山荘でカレーライスをいただいて生き返りました。
登山装備の確認は怠り無くしなければならないことを再認識させられました。反省!
丹沢三峰越えなどすっかり忘れ、往路を下山します。
塔ノ岳に向けて帰ります 正面の三角が塔ノ岳です
富士山が空に溶け込んでしまっています 天気がいまいちです
日高へ帰る尾根道は一旦下って登り返します
日高への下るところで大山が見えました
1月に初詣登山を予定しています
痩せた尾根を越えていきます
塔ノ岳が間近に見えてきました。塔ノ岳からは、いつも歩いている大倉尾根を下りました。
静かな山を楽しむには、丹沢山まで歩かないといけないようになりました。
登山人口が増えていくことは嬉しいことですが、反面、山歩きのスタイルが変化していくことに懸念を感じるようにもなってきました。時代の流れなのでしょうか。