二 子 山
208m 神奈川県
新逗子駅 → 長柄バス停 → 黄金橋 → 林道終点 → 上の山 → 田浦分岐 → 東逗子駅
大楠山に登り山ら一度行ってみては」と勧められました。大楠山よりも低い200m程の山だけどなかな頂の売店で妻とビールを飲んでいた時にお会いしたご老人から「二子山も良いところだかか魅力のある山だよと教えられました。それ以後きっかけが無くて日々が過ぎていましたが、偶々カブスカウトのハイクの下見で行くというので、連れて行ってもらうことになりました。
京急線新逗子駅から長柄、大山の集落を抜け、森戸川沿いに遡上して二子山に登り、JR線東逗子駅に下るルートです。
新逗子駅
新逗子駅前から長柄まではバスを利用できますが、カブスカウトの下見なので歩いて行きます。
桜山トンネルに向かう
国道134号線に出て左折し、300mはある桜山トンネルを排気ガスに塗れながら抜けると長柄交差点の手前に長柄バス停があります。
長柄バス停の手前を左折
長柄バス停には東屋が建っていて一寸した休憩ができます。バス停の手前を入らずに長柄交差点を左折して逗葉新道を森戸川沿いに歩くこともできますが、騒音と排気ガスを覚悟しなければなりません。
笠原商店を左折
バス停の手前の車道を左斜めに入り、直ぐに笠原商店に突き当りそれを左折して長柄の集落を歩きます。
逗葉新道 マンションの裏手が阿部倉山
川久保の信号を右折
お地蔵さま
長柄交差点から約750mの川久保の信号で逗葉新道を横断し、直ぐに森戸川を渡って大山の集落に入ります。道なりに進むと左側に石碑があり、何方かによって石が積まれています。ここから少しで民家が途切れ「こがねばし」で森戸川を渡ると民家はありません。
車止めの柵
ここからは舗装がない林道ですが、車は十分に走ることができます。とはいっても直ぐに車両止めの柵に突き当たってしまい、駐車場もありませんので車では来ない方が良いと思います。(自転車は担ぎ上げることができるかもしれませんが、バイクも立ち入り不能です)
森戸川に沿った林道
何度か森戸川を渡り返しながら渓谷を進みます。道沿いには湿気が多いためかシダ類が目立ちます。小鳥たちのさえずりも聞こえてきます。こんなに手付かずの自然が残された渓谷が三浦半島に存在したことを驚かされました。
突堤
車止めから30分ほどで突堤のある開けた所に着きました。ここは昼食場所にされる事があるようですが、この自然を壊さないように努めたいものです。右側には崩れやすそうな絶壁があります。
林道終点(沢の分岐点)
突堤から3~4分くらいで川が二俣に分かれます。右の沢が南ノ沢、左の沢を中ノ沢といい二子山へは左側の沢沿いに進みます。右へ少しカーブになった先で沢の中を歩くことになりますが、深さ5センチほどなので心配はありません。
水場
沢の左側に水場があり、少し汚れたコップが置かれていました。飲むこともなくそのまま通過し、少し先で右岸に上がります。ここは少し滑るので気を付けたほうが良いです。
管理用道路
沢の右岸を登っていき少しで田浦方面からの登山道と出会い、左へ進むと間もなく広い林道に出ます。な~んだ、車で登れるんだと少しガッカリしたのですが、一般車は通行禁止になっているとのことなので、なんとか消化することができました。まだまだ、本当の意味で歩くことが好きではないみたいです。
低い展望台と電波塔
広い林道をヘアピン状に登りきるとパラボラアンテナが建つ二子山(上の山208m)の山頂に到着します。山頂にはあまり高くない展望台が設置されています。東から南にかけては眺望がありますが、富士山などの方向である西から北にかけては樹木が育っていて全く見えません。
MM21方面
大楠山方面
眺望だけを楽しみにしている私としては少し残念です。でも、その代わりといったら何ですが、同行していたYさんからビールの御裾分けをいただいて上機嫌となりました。我ながらチャッカリ者だと思います。
山頂で軽く食事を済ませ、東逗子駅へ向けて出発します。ほろ酔い気分で足取りも軽く、広い林道を下ります。
山頂で一寸一杯
一旦、森戸川への分岐まで戻り、左の田浦方面へ下ります。この先は粘土質の道が掘れて滑りやすくて、とても歩きにくいところがあります。7~8分で東逗子駅への分岐となり左折します。樹林帯の中の緩やかな下り坂が続き、気付かない間に逗葉トンネルの上を通り過ぎています。樹間から住宅地が見える山道を下りきると正面に学校のグランドが見えてきます。沼間小学校です。グラウンドを右に廻りこむように進むと5分ほどで東逗子駅に着きました。